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部下に注意するときに気をつけてほしいこと

気づいたら師走ですねえ。
驚きますよ。
この前まで10月だったはずですから。

さて、今回は上司が部下を注意するときに気を付けて欲しいことを書きます。

まずは、「好きな時に欠席遅刻早退できる会社」で工場長をなさっている武藤さんのnoteを。



この会社のことについては、私も次の通りnoteで書いたことがあります。



武藤工場長による会社説明は、次をご覧ください。





部下に直接対話することを避ける上司


武藤さんは、上司と部下との対話について以下のように書かれています。

やっかいな問題がおきたとき、経営者やリーダーは、現場の当事者と直接話をしない場合があります。誰かに任せてしまったり、アンケート用紙を配るだけだったり。

その理由としては、時間がないとか、面倒であるとか(これは一見自分の気持ちを出しているようにみえる)が一般的でしょうか。冷静なふりをしていますが、実は本当の理由は違うと私は思っています。

意外に思われるかもしれませんが、単純にビビっているだけだと思います。多くの経営者は想像以上に従業員にビビっています。感情がむき出しになった人間と人間の対話になることを恐れているのです。

でも良い悪いを別にして、それが人間だよなと思う面もあります。支配しようとしながらビビる、まさに人間らしい。

私も例外ではありませんから、支配欲がわかないように、ビビらないように、大変な時こそ、問題の起こりそうな時こそ、顔と顔をあわせて話をするようにしています。細かく、細かく。

実は、上司は部下の想像以上にビビってる


そうなんです。

部下に何かを伝えたいとき、部下に考えて欲しいとき、部下に行動を改めて欲しいとき、上司はビビるのです。

よく言えば、部下に気を遣っているのかもしれません。

しかし実際のところは、部下との直接対話を怖れているだけではないかと勘繰りたくなることが多いです。


人と人とが正面で対話すること。

お互い緊張しますね。

でも、これを避けていたらお互いの本音ではないところで結論が出てしまいます。
お互いが納得しない形での妥協です。

もちろん、妥協が必要な事柄もあることでしょう。

しかし、対話をし尽くした上で生まれた妥協と、対話を避けて便宜的に出来上がった妥協とは180度異なります。


部下に注意するとき、部下に行動を改めて欲しいとき


上司は、皆のいないところに部下を誘い、直接会話してほしいと思います。上司が部下に自分の考えを伝えるとともに、部下の気持ちを聞いてください。

このとき、部下に怒るのはタブー。
また、不機嫌な顔つきもよろしくないです。

怒りと不機嫌顔で相手を支配/コントロールするのは、相手にを混乱させ不信感を抱かせるだけですから。

ぶつかり合いを避けて問題点を一般論で指摘することは、綺麗な解決方法かもしれません。
しかし、部下は上司の責任回避を見抜いています。

上司は、会社の課題と目標を部下に明示し、そのために部下が何ができるかを話し合ってほしいです。
話し合いを通して部下の信頼感を得ることができることでしょう。

一度で成功する必要はありません。
試行錯誤しながらでも結構です。
媚びたり忖度したり遠慮は無用です。
直接対話で正直に話し合いたいものです。


(ご留意)

「パプアニューギニア海産の武藤さん」の記事を拝読し、私が思ったことを書きました。

武藤さんご自身のお考えを曲解しているかもしれません。

お許し願います。










noteは、記事もマンガも写真も愉快ですね。 僕のnoteもご覧いただきありがとうございます。 今日良いことがありますように!