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天文学・宇宙論・惑星科学

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138億年の歴史を持ち、理解を超越した広さを持つ宇宙。クエーサー・中性子星・ブラックホールなど未知の天体の報告、宇宙誕生の謎など、宇宙に関連する研究・報告を集めています。
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記事一覧

朗報:小惑星は核兵器で進路を変えられる可能性があると判明!

熱でどうにかなるようです。 アメリカのサンディア国立研究所(SNL)で行われた研究により、…

【天の川銀河140個分】観測史上最大のブラックホールジェットを発見!

観測史上最大のブラックホールジェットが発見されました。 米カリフォルニア工科大学(Caltec…

4億6千万年前の地球には「リング」があった可能性が浮上!

遠い昔、地球にも土星のような輪っかがあったのかもしれません。 豪モナシュ大学(Monash Uni…

今月末から2カ月限定で「地球の月が2つになる!」

今月末から2カ月限定で、地球の月が2つになるようです。 「何言ってるの?」と思うかもしれま…

今月末から2カ月限定で「地球の月が2つになる!」

今月末から2カ月限定で、地球の月が2つになるようです。 「何言ってるの?」と思うかもしれま…

宇宙から見て地球に「生命の痕跡」はちゃんと見つかるのか?観測してみた結果…

「地球以外に生命のいる惑星はあるのだろうか?」 この好奇心のもと、人類は長年にわたって地…

暗黒物質、理論通りなら見つかるはずの条件で確認されず。結局「エーテル」と同じ運命か?

暗黒物質の探索は最終章に入りつつあるようです。 アメリカのサウスダコタ州にある超高感度暗黒物質検出器「LUX-ZEPLIN(LZ)」を擁する研究チームによれば、暗黒物質の最有力候補とされる「WIMP」の探索を280日間に及び行ったものの、何ら痕跡もみられなかったと発表されました。 暗黒物質は宇宙の質量の85%を占めると推定されており、現在の物理学の理解は暗黒物質が存在することを前提に成り立っています。 研究チームのスポークスマンは「諦めるのはまだ早い」とする一方で、今あ

NASAが100年持続する「人工流星群」を生んだ!?惑星防衛ミッションの副産物

アメリカ航空宇宙局(NASA)が2022年9月26日に成功を収めた「DART」実験。 これは小惑星に無…

太陽系は周囲1000光年にほとんど「何もない泡」の中心にいる

太陽系が銀河の中でも非常に物質密度の低い泡の中にあるという説は、50年ほど前から提唱されて…

ブラックホールの解像度を50%向上!史上最高解像度の観測技術を達成

宇宙の観測技術が飛躍的な進化を遂げました。 アメリカ航空宇宙局のジェット推進研究所(NASA…

【火星の気温を30℃上げる】棒状の人工ナノ粒子で火星を覆うテラフォーミング計画

人類は昔から、地球以外で定住できる場所を得ようしてきました。 そのための1つの方法は、人…

恐竜時代を終わらせた「巨大隕石」がどこから来たのか判明!

今から約6600万年前、メキシコのユカタン半島沖に直撃して恐竜時代を終わらせた「チクシュルー…

生身で宇宙空間に出たとき、人体はどれだけ耐えられるのか?

宇宙を舞台にしたSF作品では、人間が宇宙空間に生身で放り出されるシーンが描かれることがあり…

「2050年までに第二の地球を発見する!」NASAが期待する新型宇宙望遠鏡HWO

人類は、「自分と同じような生物が宇宙のどこかに存在するかもしれない」「人間が住める場所が地球以外にもあるかもしれない」と考え、その探索に力を注いできました。 そして最近、NASAの科学者の1人は、次世代宇宙望遠鏡「HWO:Habitable Worlds Observatory(ハビタブル・ワールド・オブザーバトリー)」が、「我々の生きている間に、その証拠を発見する可能性がある」と述べました。 もしかしたら2050年までには、人の住める惑星が見つかっているかもしれないとい