G.Wに母親とスーパーに行った時のお話
私の母親はもう77歳と高齢ではあるが、自分の足でスーパーに行き野菜や果物等を見定めて買い物をすることを唯一の楽しみとしている。
母親
「私は絶対に野菜は国産しか買わない!」
「○○産は品質が悪い」
私は国産主義だ。
そういつも唱えている。
これは買う前に忘れぬように自分自身に確認をしているようにも思える。
だが、
果たして
国産野菜は本当に信頼でき安全なのだろうか?
母親のその国産主義者的な教科書は、TVメディアの情報が大本だろう。
TVニュース
「○○産の○○に異物が混入されていた」
「○○では食品の偽造がある」
etc.
・外国産は品質が悪いから/美味しくないから安価
・国産は品質が良いから/美味しいから高価
恐らくこのような極端な思考があるとみえる。
確かに
輸送費コスト等を含めても国産より遥に安いのは何故か?
それは「品質が良くないからだ!」という理由に辿りつくのは自然だと思う。
だが実際のところは、畑の耕作面積が日本より遥に広大であり機械作業管理がしやすく、様々な工程での作業効率が良く、更に労働賃金が安い。
外国産が安い理由は大まかにコレだと思う。
したがって全ての外国産の野菜が安価だからといって「品質が悪い/美味しくない」とは一概にも言えないと思う。
話しは少し変わるが
私は「アスパラガス」をよく好んで食べます。
メキシコ産は98円(1本1本が太い/黄緑)
国産は198円(1本1本が細い/綺麗な緑)
この2つどちらが美味そうに見えるかというと国産である。
だが、人体への安全性や栄養素はどちらが優れているのだろうか?
この「美味そうに見える」という点がポイントだと思っている。
これは以前ハワイに行った時の話である。
ハワイのホールフーズマーケット(Whole Foods Market.)という全米にあるオーガニックフードを取扱うお店に食料品を買いに行った時に、現地の様々な野菜や果物を見回りました。(加工調理していない物)
その時感じたことは
・色が悪い
・形が悪い
・見慣れない
・デカい
・雑
・etc
それらをまとめると
「全然美味しそうに見えない」
それが印象だった。
だが食品として肝心な安全性や栄養成分はどうなのであろうか?
オーガニックと謳っている野菜が日本の農薬基準値スレスレの野菜より劣っているとは思えない。
つまり「国産は安全だ!」という日本の物造りを信頼している高齢者が、実は日本は「農薬大国」という現実を盲目化してしまっている節がある。
我々人間は
何故ここまでして手間や人体への危険を犯してまで「野菜」を食べなくてはならないのか?
「ドレッシング」がここまで多種多様なのは、人間が潜在的に野菜を食べずらい、不味いと拒絶しているからではないだろうか?
草食動物がドレッシングをかけてハッパを食べるか?
そのほとんどが「水分」でできているこの野菜は、我々人間に対し健康という恩恵を本当に運んでくれる種なのであろうか?
考えれば考えるほど
頭がクレイジーになりそうだぜ。
自身の母親を通して国産野菜について語ってしまったが
たまには社会的なお話もいいだろう。
終わり
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