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【なゆたゆな】 Refrection6 【AI作曲✖AI動画】

音楽生成AI「SunoAI」が楽しい!
というわけで、久しぶりの創作活動です。
最近FacebookやTwitter Xで生成AI音楽の投稿を目にする機会も増え、さっそくチャレンジしてみようと、ちょっと遊ぶつもりが結構ハマッてしまい、ここ数日で40曲ほど作りました(笑)
それでひと段落ついたので1曲くらいYouTubeに投稿してみようかなと、今日は動画も生成AIでチャレンジしたいと、調べたらミュージックビデオを作れる「Flex Clip」が無料で使いやすそうだったので使用してみました。

🌟SunoAI (音楽生成AI)

🌟Flex Clip(ミュージックビデオ生成AI)

SunoAIの無料版は1日5回、最高10曲まで生成可能で、最長1曲4分以内のようです。あと1〜2秒で収まるのに〜という場合でも容赦なくプチッと切れちゃうのはご愛嬌です。
1回Createボタンを押すと別パターンの曲を自動で2つ生成してくれるので、5回✖2種類=10曲というわけです。

歌詞も自動で作ってくれるみたいですが、私は自作の歌詞を使いたいので「Costom」モードを使っています。

1回につき1~2分で2曲同時に生成されるので、まずその速さに驚きます。とくに歌(ボーカル)は声質もすごく自然で、色んな声色、歌い方、強弱のつけ方、吐息の入れ方などなど、一体どんな仕組みになっているんだろうと驚愕します。
 
作曲というよりはプログラミングに近い感覚だと思いますが、楽器演奏も歌も苦手、だけど音楽は好きだし自分でも作ってみたいという人には本当に嬉しいツールです。小学生でも簡単に使えるんじゃないかと思います。
私の場合は歌詞に曲をつけてもらいたい。でも現実的にそう頻繁にコラボレーションもできないしと、7年くらい曲募集中でnoteに投稿しっぱなしだった歌詞が、ほんの1~2分で曲になったというのがホントに革新的でした。

プロンプト」や「メタタグ」と言って、作りたいジャンルや構成、使用したい楽器などを直接テキストで入力します。
SunoAIのツール内に検索画面があるので、最初は自分が作りたい曲調のキーワードを入れたり、トップ画面にリンクされているジャンルをたどったりして、気に入ったジャンルの曲のプロンプトやメタタグを研究してみるのも良いでしょう。
 
「プロンプト」は歌詞ページの上部、タイトルのあたり、「メタタグ」は歌詞と同じページに記載されています。
使用楽器や構成など、専門的な細かい設定ができるようになれば、ほとんど無限大に別バージョンの楽曲が作れます(笑)

というわけで、見て聴いてもらうのが一番てっとり早いと思いますので、サンプルとして動画まで作った「Refrection6」をぜひ聴いてみてください。
この曲の歌詞は、1つの歌詞でバージョン違いを6曲作りました。
1回で2曲同時に生成されるので、つまり3回生成した(Createボタンを押した)ということです。
6曲目なのでタイトルに6をつけています。

※無料版は商用利用不可らしいので、今のところ歌詞・楽曲・動画の二次利用不可でお願いします。
元歌詞はこちら↓
https://note.com/nayuta_yuna/n/nf1d23b650d51?magazine_key=md155ca8db318

いかがでしょうか?
自動生成と言っても、ただボタンを押すだけではなく、けっこうやることが色々ありますね(笑)
音楽を知らなくても作れますが、知っている方のほうが断然カッコいい曲ができるはずです。

せっかくなので、プロンプト+メタタグ+歌詞も載せておきますね。これを見ればイメージが湧きやすいんじゃないでしょうか。

プロンプト(タイトル下に載っているキーワード)
male-singer,
dreamy, fantastic, j-pop, melancholic, emotional, duet, sweet, atmospheric,

メタタグ(歌詞の中に記入する指示語)
[bpm 88]
[Intro]
[Verse- Whisper voice]
鳴りやまないモーニングコール
手をのばしても光は見えない
[Verse 2]
テレパシーは通じたかい?
眼をそらしても影は温かい
[Chorus- deep voice]
言いたかった
言えば良かった
どうか言わずにいて?
言葉 言葉 言葉・・・言葉
[Interlude]
[Bridge]
聞きたかった
聞けば良かった
どうか聞かずにいて
言葉 言葉 言葉・・・言葉
[Chorus]
名前を呼ぶよ 遠くまで
あなたに届くまで 遠くまで
さようならは言わないで
いつか再び会えるまで
[Bridge]
知りたかった
知れば良かった
どうか知らないままで
言葉 言葉 言葉・・・言葉
[Chorus]
名前を呼んで もう一度
最後に叶うなら もう一度
さようならは言わないで
いつか再び会えるまで
いつか再び会えるまで
[phone ringing] 
[Ending]

男性ボーカルにしたかったのですが、女性になってしまいました。さらに、[phone ringing] でラストに電話のベル音を入れたかったですが、こちらも効いてないですね💦
記入したタグがちゃんと実行されているか、確認しながら試行錯誤の連続です。
プロンプトもメタタグも、基本的なものはSunoAIの公式Wikiにも掲載されていますが、これが絶対というのは無いみたいなので、投稿されている他の楽曲をたくさん視聴して、トライ&エラーで試してみるのが理想の楽曲への近道です。

というわけで、動画は同じく生成AI動画の「Flex Clip」で作ってみました。こちらもテンプレートから簡単に選べるし、直観的に操作できるので作業がサクサク進んで楽しいです。
無料版だと作れるイラスト数に限りはあるみたいですが、今まで動画制作をするときの素材やフォント探し、動画編集、ファイル変換、ファイル出力など、ものすごい膨大な時間をかけてやっていた苦労を思うと、あっという間にできちゃうので本当に画期的で助かります。

私は今回、無料の範囲内で4回✖2種類=8枚のイラストを生成しましたが、イメージやポーズが違ったりして、半分は使えませんでした(笑)
サンプルとして日本語を自動翻訳で英語に直したテキストを貼り付けておきます。
たとえば、1枚目のアニメの女の子のイラストだと、こんな感じです。

On a Sunday morning, a pretty Japanese woman around 20 years old wakes up with a sad look on her face and is relaxing in her room, drinking hot coffee in her pajamas.

日曜の朝、起きがけにコーヒーを飲んでまったりしている感じにしたかったのですが、思い通りのイラストを生成するにはコツがいるようです(笑)
こういう感じのMVにしたかったのね💗と雰囲気だけでも楽しんでいただければ嬉しいです。
 
SunoAIは有料版だと自分で作った音源をアップしてアレンジしたり、その場で録音した音から曲を作ってくれるモードもあるみたいです。
ちなみに、7/12付の更新では、生成後に歌詞表示の修正ができるようになっていました。なので最初は歌い違いがないように、難しい漢字は「ひらがな」で歌わせて、あとから歌詞表示を元の文字に直せば良いですね。
 
現代人は計算や思考優勢の左脳ばかり使わせられています。直感や感性の右脳が退化しかかっているので、音楽や映像制作を通じて右脳を活性化させることってすごく大事なんじゃないかなと個人的には思っています。

生成AIについては、私もSunoを使ってみるまではちょっと抵抗ありました。ただ、どの業界も今後(というよりは今まさに)とくに日本人は関わる人間が極端に少なくなっている人口減少時代に突入していますから、後継者不足で、そのジャンルや文化が消滅するかも知れない心配をしなくちゃいけなくなりました。

誰でも出来る、誰でも扱えるというのは、風の時代っぽいなと思いますし、世界観が特殊すぎて現実世界では人が歌いにくい歌詞など(笑)、こんなふうにAIで作れるというのは、作詞側としてはすごく助かります。
身の回りの様々なものが急速に効率化されていくにつれ、だからこそ比例してアナログ作業やリアルなコミュニケーションがますます重要視されていく時代になってきているんじゃないかと思います。

応援ありがとうございます✨自分なりの"いい歌詞"を探究して、これからも普遍性のあるメッセージを届けたいと思います。