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2月の俳句 春 1

生きているかぎりは恋ヘリ鐘朧

季語・鐘朧(かねおぼろ・朧の傍題)
春は水蒸気が多く、春の月もぼんやりかすんで見える。……もとは自然現象、雲、霞、霧、朧月に多く用い、うち塞いだぼんやりした気分に転用した。「鐘朧」はどこからともなくあたりに響く鐘の音。「新日本大歳事記・春(講談社)」より引用

上五・中七は人間の性のようなもの。抗えない。下五の鐘朧はちょっと「諸行無常」を感じさせ、なかなか良い取り合わせだと自画自賛🙂

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