ヨシダナギさん写真展「Tribe Walk」
東京都内で行われているヨシダナギさんの写真展に足を運びました。クレイジージャーニーで拝見してからずっとお会いしてみたくて、やっと機会に恵まれました。
ヨシダナギさんとは
アフリカをはじめとする世界中の少数民族を撮影しているフォトグラファー。
少数民族と同じ格好になって写真を撮影するスタイルが印象的です。唯一無二の生き方が評価され、TVや雑誌などメディアに多数出演しています。2018年4月、ヨシダナギBEST作品集「HEROES」を発売予定です。
個展の会場は「kanazan gallery」。「馬喰町駅」2番出口から徒歩3分、看板が出ているので分かりやすいです。
中に入ると真っ白い壁にカラフルな写真たちが目を引きます。中央にはゆっくり見れるようにソファが置かれ、オリジナルグッズは奥の部屋で購入できます。
各写真の横には、民族ごとに居住区や特徴といった基本情報が載った解説パネルが添えられています。
注目していただきたいのは、ヨシダナギさん視点で書かれている【ヨシダメモ】。読んでいるだけでその時の光景が想像できて、民族の魅力に思わず微笑んでしまいます。行かれる際はすべてのメモを読むのがオススメです。
ヒンバ族(ナミビア北部)「Deadviei」
オモマサライ族(パプアニューギニアの山岳部)「Natural Bone Fighters」
カラム族(パプアニューギニアの山岳部)「Kalam6」
スリ族(エチオピア南西部)「SURI WORK」
世界各地の少数民族の華麗な衣装で彩られた写真たち。いまにも飛び出してきて動き始めるのでは、と思わせるような躍動感と迫力があります。どこまでも美しく気高い人々に吸い込まれるような錯覚を起こしました。リアルであってリアルではない世界が広がっています。
今回のメインとなるデジタルインスタレーション「Tribe Walk」が会場内に初設置されています。全4民族と過ごした時間と空間を追体験でき、少数民族と記念撮影が可能です。
一人ずつ歩いてきてポーズを決まるので、そのときがシャッターチャンス。照れる方は映像を見ているだけでも楽しめます。ヨシダナギさんが少数民族の写真を撮影する貴重な場面も流れるので見ごたえがありますよ。
奧のグッズ販売スペースには、写真がプリントされたポーチやトートバッグ、ポストカードなどが賑やかに置かれています。全て欲しかったのですがグッと我慢して本を購入しました。
『ヨシダ、裸でアフリカをゆく』2009年~2014年にアフリカ渡航中に遭遇したエピソードをまとめた紀行本です。
お願いすると快くサインと写真に応じて下さいました。軽やかなのに存在感と力強さがある方ですね。
緊張して全く話せず「応援しています。」の一言だけを絞り出すのがやっと。帰る間際に冷えるからと素敵な笑顔とカイロを頂いて、心づかいが染みわたりました。
期間中は在廊されていることも多いので、お会いできる可能性は高いはず。もし今回来られない方は、4月19日~5月13日まで西武渋谷店A館7階=特設会場でヨシダナギ×NAKED「Sing-Sing!」も開催されます。先進アートとの体感型コラボレーションだそうなので見逃せません。皆さんも会場で世界を旅しませんか?
「Tribe Walk」
会期:2018年2月3日(土)~25日(日) OPEN12:00-19:30(20時閉廊)※日曜は17:30閉廊 ※ギャラリー休廊日:5日、13日、19日
会場:Kanzan gallery|東京都千代田区東神田1-3-4 KTビル2F
電話:(03)-6240-9807
【 ヨシダナギさん在廊日:土日祝の14時以降、20日に在廊予定。※都合により予定が変更になる可能性ありです。 】
入場料:無料
ヨシダナギ公式HP: http://nagi-yoshida.com/wordpress/1587
kanazan gallery: http://kanzan-g
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