横浜元町、雨もまた佳し
ゴールデンウィーク最終日の今日は、前半本当にずっと家にいて、遊びらしい遊びに出ることもなかったため、ちょこっとだけ出てきました。
自宅最寄り駅から電車一本で元町中華街に出られるという、ありがたい路線があるといえばあるのですが、今回はそれを使わずに途中までJRのお世話になりました。渋谷からは東横線+みなとみらい線急行で。
あいにくの雨でした。家を出てすぐポツポツ来たので、まあすぐ上がるかなあと一番小さい傘で出たら、……本降りになりました😲💦☔
横浜元町について(山下公園出口になってしまったので)地上で移動。もうひとサイズおおきな折りたたみにすればよかったですね、一応ぬれても平気な装備はしていたのですけれども。
ウチキパンのある通りから道を上がっていくと、左手にキリスト教の墓地が見えてきます(有名な外人墓地の、すぐお隣りですね)。
そこを上がると、通りに出て、渡ってまっすぐ行くと、「ブリキのおもちゃ博物館」に出ます。
そう、年末別の美術展に遊びに行った際通りかかり、「絶対行く!」と心に決めていたのでした。
館長の北原照久さんは「なんでも鑑定団」でお馴染みの、ブリキのおもちゃコレクターです。で、年末そんなわけでここの通りを歩いていたら偶然、お客様をご案内していらした姿を拝見してしまい「……テレビといっしょだ……(当たり前だ)」と感激してしまっていたのでした。
中に入って、楽しかったのが本当に棚の上までブリキのおもちゃが陳列していたことです。売り場の一番上の棚までコレクション品が並べられていて、もうこれは完全にブリキの秘密基地。これは昭和の男だったら倍くらい喜んだかもしれないなあと思いました。
ところで表、なんでこんな看板なのかなと思ったら、館長代理のようなわんこがいたのですね。もふもふ。
ブリキのおもちゃの例えばクルマは、本当に一部だけですが外装、ほんのちょっとだけ本物のクルマと同じような作りになっている説明が楽しかったですね。
金属では、ブリキは鉄+錫メッキという組み合わせで、だいぶクラシックなんですけど、ネットでさらっと確認してもあまりそんなに何千年も大昔から使われているわけでもないみたいです。ただ、近年では缶詰や、こういった子どもの玩具には欠かせない素材で、その古いお品物などを見て、すごいなあと思うかぎりです。
昭和の子どもの家にはどこにでも転がっていたのですよねえ、これって。男の子の家ともなればたぶんすごい量あった家も一軒や二軒ではないんじゃないかな。
男の子はこれで新幹線ひかり号やロボットやオートバイ、クルマなどを知ったし、古い時代のものは華族の坊っちゃんなどがフォード車みたいなので遊んでいたのでしょうか。
お隣りのお店「Christmas Toys」もちょっと見ました。昔テレビで紹介されてから、ずっと来たかったお店なのですよね。一年中クリスマスのお店。
こういったお店、もっと増えればいいのになあと思うのですよね、私。年中真夏の海の家とか、年中ひな祭りや端午の節句の店だとか。
坂を戻って、墓地を下り、ウチキパンへ。
以前自宅用にと何気なく買ったイングランドがあまりにも美味しくて、今日は改めて買いにきたのでした。
ウチキパンは日本の食パン発祥のお店で開店は1888年。もう既に120年くらい伝統があるのですねー。イングランド、空いている時間を見計らってスライスをお願いして持ち帰るの、おすすめです。
食パンの他には、私はお惣菜系のパンが好きです。ミートパイとか、ピロシキとか。
あちこち回りたかったのですが、雨で決めたところしか行けなかったので、このあたりは、また次の機会に。
連休最終日、ちょっと和んだ午後なのでした。
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