全力で遊ぶこと、感じること、伝えること。
久しぶりのnote。どうしても書き留めておきたくて久しぶりに綴ることにした。
4月からわたしはさとのば大学1年生として宮城県の女川町にいる。
今年の夏は暑い夏だった。気持ちとしても。
合宿で8月末に静岡に行った。
その合宿の舞台は学校。廃校になった泊まれる小学校で合宿をした。
学校の黒板でお絵描きをした。落書きしたらダメって怒られることはなく、のびのびと書いた。
チョークで手が白く汚れる感覚、上の方は背伸びしないと届かない、真っ白に汚れたチョーク置く台、黒板消し。
全部全部懐かしい要素が詰まってた。
机のざらざらごわごわした手触り感。
椅子のガタガタ具合。
つい、懐かしくってにこにこしながら座ってる自分がいた。
学校は苦い思い出の方が多かったはず。
だけど、にこにこしながら教室という空間に居ることが出来てることに過去のことは吹っ切れてる自分がいることに気がついた。
たしかに、全部が全部良かったわけじゃ無いし、苦いことを思い出すこともあるけど「あの頃の自分がいなかったら今の自分はいないよな」って思えてる自分がいる。
夜は全力で卓球をした。
汗をダラダラ流しながら。お腹を抱えて笑い転げながら。フラフラになりながら。
あれ?いつぶりだろう。こんなに何かに没頭することができてるのは。
次の日の朝は朝日を見に睡眠時間2時間で思いっきり起きて見に行った。
空のグラデーションがとても綺麗で。
雲から垣間見える富士山と広い空、サーフィン用ですか?と言いたいくらいの高い波、徐々に昇る太陽の光。
全身で浴びた。浴びることができた。
大好きなさわやかハンバーグをちょっと早めのお昼ご飯として食べた。
熱々の肉ましましのハンバーグ。
最高だった、こんな美味しいって心から思えたのが久しぶりだった。
そのあとはお昼寝をして、海へ。
全然入るつもりはなかったけど、やっぱり入りたくなって濡れてもいい服で海へ入りにいった。
思った以上に海の波に流される。
裸足で砂を踏み締め、海の石やごわごわ具合と波の揺らめきを感じながら。
そしたら、でっかい波がきて思いっきり顔面にかかった。
笑い転げ、叫びながら楽しんだ。海の味を感じながら。
その次の日はリフレクション。
みんなで輪になって。
そのとき「あ、わたしこの感じが大好きだ」って思った。
みんなの想いが線になって真ん中に集まる感じ。
隣から温かい温度を感じる安心感。
そんなリフレクションでは普段なかなか伝えれなかった想いを伝える時間があった。
伝えたり、受け取ったり。ちょっと恥ずかしくなったり、気づいたら涙が溢れていたり。
でも、そんな感情を素直に感じていい。
そんなコミュニティだなとわたしは感じている。
上手く纏まらないけど、この合宿では「全力で遊ぶこと、感じること、伝えること」の大切さを学べた気がする。
やっぱり大人に近づくにつれ、自分の気持ちを誤魔化したり、「もう大人なんだから」と言われ全力で遊びきれなかったりする。
でも何歳になっても全力で遊び、感じて、素直に想いを伝えることは大切にしていきたい。
そしてみんなのことは「友情」「恋愛」など既存の枠にはめるのがもったいないくらい出会えてよかった人たちだなと感じた。
そう思った夏でした。
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