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「マニャーナの法則」10年前に知っていたら今頃僕は億万長者になっていただろう。

今まで数多くの仕事術の本を読んできましたが、最近ピカイチの本を見つけました。
もっと早く読んでいたら、億万長者だって、超一流企業に就職だって、東大合格だって出来たんじゃないか?と思ってしまう、そんなパワーのある本でした。

「明日できる仕事は今日やるな マニャーナの法則」という本です。ずっと手元に置いておきたいと思える良書。

特に、ポモドーロテクニック(25分仕事をして、5分休む有名な仕事術)が好きな人は必見です。

今回は、マニャーナの法則を簡単にご紹介します。

マニャーナの法則

「マニャーナ」とはスペイン語で「明日」を意味します。
マニャーナの法則を一言にすると、今日新しくできた仕事は明日やるという仕事術です。

マニャーナの法則の3ステップ

  1. 今日、新たに発生した仕事を集める

  2. 仕事を類別する

  3. 類別した方針に従って、翌日まとめて処理する

常に仕事に1日分のバッファーゾーンを設ける点が最大のポイントです。
実際に、この1ヶ月ほどはマニャーナの法則をもとに行動してみました。
すると、すこぶる調子が良いことに気づきました。

マニャーナの法則のメリット

  1. 仕事の効率が上がる

  2. 仕事のミスが減る

  3. 日々の疲れが減る

  4. 早起きができる

僕がマニャーナの法則を実践して感じたメリットは上記の3つです。
それぞれご紹介します。

仕事の効率が上がる

1番のメリットは仕事の効率が圧倒的に上がったことです。
体感では、1.5倍くらいの仕事量をこなせるようになりました。

新たに発生した仕事を自動的に明日に回すことで、必然的に今日やる仕事に集中することができます。
最近はシングルタスクの有用性が多く語られますが、案外シングルタスクは難しいもの。
急に発生した仕事に反応をしていると、いつの間にかマルチタスクになってしまうからです。

マニャーナの法則はシングルタスクを強制的に行うシステムでもあります。
おかげで、仕事の効率が上がり、短い時間でクオリティーの高い仕事をすることができるようになりました。

仕事のミスが減る

仕事のミスも減りました。
仕事に対して1日の猶予があることで、行き当たりばったりな行動はしなくなります。
よく考えて行動するようになるので、ケアレスミスが激減しました。

日々の疲れが減る

メリット1に深く関係していますが、仕事の疲れが減りました。
やはり、次から次へ発生する仕事に場当たり的に対応をしていると、想像以上に脳は疲れています。

脳は決断するたびに疲労します。
脳を疲れさせないためには決断回数を減らす必要があります。
スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツが毎日同じ服を着て決断回数を減らしていたのは有名な話ですよね。

マニャーナの法則を使えば、仕事中の決断回数が劇的に減ります。

  • 今来たメールいつ返そう…?

  • このトラブルをどうしよう…?

  • 忘れてたあの仕事をやらなくては…!

日々の仕事には決断が多すぎます。
全て明日に回すという絶対的なルールがあれば、決断回数を減らすことができ、仕事の疲れも減ります。

疲れが減ると、仕事のパフォーマンスも上がりますし、長い時間働くことも苦ではなくなります。

早起きができる

偶然発見したメリットですが、マニャーナの法則を実践してから早起きできるようになりました。
最初は偶然かと思いましたが、早起きが超絶苦手な僕が、何度も早起きができているので、かなり効果があると思います。

ポイントは、1日の終わりに明日やる仕事をまとめてしまうことです。
僕の場合は、明日やる仕事を1つずつ付箋に書いて、仕事を行う順番まで決めてしまいます。
こうすることで、起きた瞬間からやることが決まっているので、スグに行動できるようになりました。

まとめ:マニャーナの法則は一生使いたい

以上、マニャーナの法則の基本ルールと、実践してみて気づいたメリットでした。
個人的には、今まで読んできた仕事術の本の中でも、圧倒的に学びが多い本でした。

書籍には、マニャーナの法則を円滑に運用するためのシステムについてもみっちりと記されています。

  • クローズリスト

  • タスクダイアリー

  • ファーストタスク

  • WILL DOリスト

  • ダッシュ法

などなど、魅力的な手法、システムがてんこ盛り。
「ダッシュ法」なんかは特に好きで、毎日使っています。

マニャーナの法則をガツガツ実践して、もっと知見が溜まったら、また記事にします。

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