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経営者の心境

このトップ画像はみんなのギャラリーから取りましたが、埋没と俯瞰、というタイトルで、あぁ、経営者っぽいと思いました。

経営者の仕事は丸3年になろうとしてますが、一つのサイクルが終わった感じがします。

大雑把にどんな心境の変化があったのか。

熱狂・希望 → 諦め・現実 → 冷静・クローズ → 着実・成長

3年前に比べていまは確実に「安定」を求めるようになりました。

就任当初は大きな炎上案件を2つ引き継ぎ、ちょっとあれな門出だったのですが、そういう特異な状況を除いても、やはり希望に満ちており、自分ならどうこの会社を経営し、どんな活気ある組織にしようと、ありきたりな表現で言うなら「張り切っていた」

社員ももっと能力をストレッチできると思っていたし、それを期待していた。つまり、「押し付けていた」

今考えると結構面倒くさい社長だったような気がします。あれこれ細かい事まで口出して、あーしろこーしろ、これはダメだあれはダメだ。。。

この炎上案件を2つも、しかも3年間ずっと炎上しっぱなしというものを経験したのも大きい。燃え尽きたというと、「大丈夫?」となりますが、燃えていた心を冷静に持っていけた、という表現が正しい気がします。

次のステップとして、このコロナもあり、多少の時間的な余裕が生まれつつあります。もちろん焦りもありますが、焦ってもしょうがないという諦めに似た感情で。冷静に次のフェーズを会社として個人としてどう成長していくべきか。

そのために行き着いた現状の答えが「着実な成長」です。

慌ててもしょうがないし、周りを振り回すのも違う。自分が今出来ることを、将来にわたって価値あるものにするために日々少しずづ磨いていく。

経営者として何を磨くか。これは経験値であり、経験値は書籍からでもYou Tubeからでも取得可能です。もちろん自分で経験するよりは全然物足りないものになりますが、間接的な経験も大事です。

経営者として全方位に神経を使う必要がありますから、経営に関するあらゆるトピックに関心を持つことも大事です。そのためにはTwitterなどもSNSも有効です。興味深い人物をフォローすることでその人が何を考えて日々暮らしているのか、仕事に対してどんな思いなのか。

自分と照らし合わせて、安心を得る場合もあるし、刺激を受けることもある。そしていろいろな職業や業界での考えを間接的と言えど得られます。

改めて、次の3年をどう成長していくべきか。どんな会社にするべきか、どんな経営者になるべきなのかを日々考えて行こうと思ってます。

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