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足サイズが大きい悩みを思い出した⇒解決しました

フリーランスネタが多い私ですが、今回はショートエッセイ的な軽いノリで書きました。

題名のとおり、わたしは足のサイズが大きいです。深刻に悩んだ時期もありましたが、最近すっかり忘れていました。最近、ふと思い出したのでnoteに書きます!

足サイズが大きいという悩み

足のサイズが大きいというだけで悩む?とお思いの方は、足サイズが大きいという切実な悩みをご存じなく生きてきた幸せな方です。もしくは私よりも足のサイズが大きな方です。

足サイズが大きいと、こんなことが日常茶飯事なのです。

  • 一般的なレディースシューズ売り場にはサイズがない。

  • かわいいと思って手に取った靴。「サイズありますよ」と店員さんの声に乗せられて探してもらうとサイズがない。

  • あったとしても入らない。

  • かわいく見えた靴が自分のサイズだとちっともかわいくない。

小さな足のサイズの人も同じような悩みを抱えていると聞きますが、「小さな靴はかわいい」ではないですか!(単なるひがみですね、すみません。)
大きいのはかわいくないのです。

学生時代はスニーカーでごまかせましたし、京都には「大きな足・小さな足専門の靴屋」があったのですが、上京してからはそのような靴屋はなく、地獄でした。

高い靴も安い靴も手を出し、たくさん失敗してきました。百貨店を巡ったあげく、合う靴が1足しかなかったこともあります。

ダイアナ、マルイ、べネビス、ヒラキ、アシックスとにかくたくさん試した結果、今は、「試着のストレスのない」通販ショップで落ち着いています。

試着だけでストレスなので…

サイズで選ぶことはなく、好きなデザインで選ぶことができる幸せ!しかもプチプラ!惜しみなく失敗できます。

思い出したきっかけ

どうして今、足のサイズが大きいという悩みを思い出したか、というと、お義母さんとのお買い物がきっかけ。
最近は月に1回ぐらい、お話しがてらいっしょにお買い物に行っています。

「MIHAMAに行きましょ♪」とウキウキのお義母さん。MIHAMAは25㎝までしか展開がありません。長年の経験と失敗から、こういったブランドは最初から選択肢から外した方が無難です。だって、最大サイズが入らなかったらアウトなのですから。

「わたしのサイズはMIHAMAにありませんので、お義母さんが靴を選ぶのにお付き合いしますよ」と言ったところ、お義母さんは申し訳なく思ったのか、MIHAMAには行かない、とのこと。

別に大丈夫なんだけどなあ…と思っていたところ、次は高級ブランド靴の店へ向かうお義母さん。

店内に入り、雰囲気にうっとりしつつ、お義母さんが靴を選ぶのを待っていたら、

お義母さん、「こちらの靴ってこれより大きいサイズありますか?」と店員さんに聞いているではないですか!

「え!わたしはいらないです!そもそもサイズないと思いますよ~」というのに、「ね、ね、聞くだけだから!」と店員さんと楽しそうにお話ししているではないですか。

「どうせ、サイズないのに…」と思うわたしをそっちのけでスタイリッシュなヒール姿の店員さんは少し困った顔をして、きびきびとパソコンを調べ、倉庫を調べに行きました。

その後、「あいにくこちらには、このサイズの在庫はございませんでして…」と、申し訳なさそうな顔で(さすがプロの接客!)返事をくれたのでした。

お義母さんは全くの善意からの行動ですし、店員さんにまったくの非はないのですが、なんだか複雑な気持ちになってしまったのでした。

ショッピングの帰り道、「残念ね」「つまらないね」とお義母さんはしきりに繰り返していました。

「残念だし、つまらないということはもう十分味わってきたんですよ~もうなんとも思いませんよ」とお母さんに笑顔で返しつつ、「きっとお義母さんは『靴のサイズがない』ということで困ったことがないんだろうな」「悩みを抱えたことのないひとの善意は、かえって相手を疲れさせることもあるんだろうな」と思いました。

頑張ってみた結果

お義母さんはいつもこうやってわたしに勇気をくれます。「二男児の母ですからスカートなんて履けない!」と言い張っていたわたしに、「ではワンピースを」とワンピースを買ってくれたこともありました。

今回、お義母さんの勇気に後を押され、その後、ひとりでいくつかシューズショップを訪れました。ここならあるかも、と思った銀座ワシントン。
声をかけてくれた店員さんに「一番大きいサイズはいくつですか?」と聞くと「24.5cm程度になります」とにっこり。メンズとの兼用の靴もありましたが、残念ながら、足が大きく見えるデザイン。

すごすごと引き下がり、次はダイアナへ。

サイズがあるとは聞いていたけれど、店員さんが若くてキラキラしすぎて、接客してもらうのも気が引ける…。なんだか場違い感があって、すごすご退散。

「足の大きい女子は増えている」と聞いたことがありましたが、やはり今も昔も変わっていないんだなあ…と思いました。

そして、やっぱり、慣れた通販が一番よね!といつものショップでぽちっと新しい靴を買ったのでした。サイズ気にしなくって好きなものが買えるってやっぱり最高!!!

<後日談>
お義母さんはいっしょに靴を買いたかったそうで、わたしと別れてから一人でMIHAMAに行き、お気に入りの靴をゲットしたそうでした。ご一緒できなくてごめんなさい!

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