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ラボグロウンダイヤモンドの衝撃

2023年はラボグロウンダイヤモンドにとって飛躍の年になりそうです。

価格は天然ダイヤモンドの10分の1以下に

ラボグロウンダイヤモンドは、鉱山から採掘する天然と違い研究室や工房で生成されるため、原石の調達のコストがほとんどかかりません。
元々原石が安い為、価格も安かったのですが、2023年になり更に転機が訪れます。それはロシア産の天然ダイヤの原石をダイヤのマーケットが全面的に禁止した為、世界最大の研磨国であるインドがラボダイヤにシフトチェンジしたからです。インドの研磨職人の数は200万人以上とも言われてます、国をあげてラボダイヤに力を入れている状況もあり、ラボダイヤの価格は一気に安くなり、天然と10分の1以下まで下がることになりました。

あのデビアス社がラボダイヤを販売開始

デビアスといえば、ダイヤモンドは永遠の輝きというキャッチコピーの元、婚約指輪を世界中に広めたダイヤモンドの世界の唯一無二の大企業です。
そのデビアス社がつい先日、ラボグロウンダイヤモンドの婚約指輪の販売を開始しました。
天然ダイヤモンドのシンジケートを持ちながら、ラボダイヤを販売するということは、天然とラボの両方が共存する文化を作るつもりではないでしょうか?

アメリカではすでに20%以上のシェアが

Tenoris が収集したデータによると、ルース(裸石)ラボグロウンダイヤモンドのシェアは、2020 年の平均 8.3% から 2022 年の 17.3% へと 2 倍になりました。急速な変化とその傾向をより良く理解するために、ルースのラボグロウンダイヤモンドの金額シェアは、2020 年の平均 8.3% から 3 倍に増加しました。 2020年1月には7.2%だったが、2023年2月には22.9%となりました
アメリカでシェアが増加している要因には、すでにアメリカではラボダイヤはダイヤモンドであることが連邦取引委員会より正式に認定されている為、天然と同じように、鑑定書がつくというのも重要な要素だと考えられます。

概念との戦い

20世紀デビアス社の「ダイヤモンドは永遠の輝き」というキャッチコピーの元、プロポーズにダイヤモンドのエンゲージリングを贈るという文化が根付きました。
この「愛の証=ダイヤモンド」という形式が、世界中の人々にハマり、エンゲージリングの取得率は70%を超えたとも言われております。
その主役であった天然ダイヤモンドは、まさに永遠に宝石の王様として続いていくものと誰もが、思っていました。

そこに、ラボグロウンダイヤモンドの登場です。

天然ダイヤモンドからしてみれば、まさか自分とそっくりのダイヤモンドが、永遠の文化を邪魔するものになるとは思いもしなかったと思います。

そして、この愛の証としてダイヤモンドを贈るという概念は

天然であることが必要なのか?
環境にもお財布にも優しいラボダイヤに変わるのか?

という分岐点にきております。

天然ダイヤモンドの相場が、ズルズル下がっている事は、ラボダイヤの存在を否定することは出来ないのではないでしょうか?

ラボダイヤは確実にやってきます。

◆NAYAはラボグロウンダイヤモンドを「世間に広く知らせる」ために、生まれた専門ブランドです。

様々なラボダイヤを適正な価格で販売します。