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【科学の勝利】ラボグロウンダイヤモンドの作り方 2種類

天然ダイヤモンドと同じ成分を持つ「ラボグロウンダイヤモンド」が誕生しました。天然ダイヤモンドは何百万年以上もの歳月をかけて生成されるのに対して、ラボグロウンダイヤモンドは約2週間で生成されると言われています。

HPHT方式

HPHT方式をひとことで言うと、天然でダイヤモンドが生成される環境を「研究室や工房で環境を再現する」という方式です。

1950年代から研究が進められ、現在では広く使われている「HPHT(高温高圧)式」製法について説明します。HPHT法は、天然ダイヤモンドができる過程を模倣しています。天然ダイヤモンドは地球の深部で、長い時間をかけて高温と高圧の環境で炭素が結晶化してできます。この過程を人工的に再現するのがHPHT法です。具体的には、1平方インチあたり約40万kg以上の圧力を与えられる特殊な装置の中で、高純度の炭素を1,300~1,600℃に加熱します。これにより、ラボ(実験室)でダイヤモンドを作り出すことができます。ちなみに、この方式での内包物は主に、鉄が溶けたものです。

ラボグロウンダイヤモンドの原石

CVD方式


CVD方式をひとことで言うと、スライスされたダイヤモンド種結晶の上に、気体状の炭素分子をミルフィーユのように積み重ねて生成するという方式です。

「化学蒸着(CVD)」という方法では、炭素が豊富な気体(例えばメタン)を使います。この気体の分子を分解して炭素と水素の原子にします。その後、これらの原子をダイヤモンドの"種結晶"(ダイヤモンドを成長させるための基盤)に付着させることで、四角い平板状のダイヤモンド結晶を作り出します。


CVDの原石

◆NAYAはラボグロウンダイヤモンドを「世間に広く知らせる」ために、生まれた専門ブランドです。

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