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採用担当に伝えたい、スマホでも活かせる写真を上手に撮る3つのコツ

こんにちは。Hubbleというスタートアップで人事を担当している、しらき(@naxano__)です。

普段はHubbleの人事として主に採用活動を行っているのですが、Hubbleに入社する前は一時期フォトグラファーとして働いていました。今も休日に撮影の仕事を行なったりもしています。

Hubbleでも撮影の業務をやることがちょこちょこあるのですが、採用業務においても撮影の経験が非常に生きております。そのため、このnoteでは採用担当の方々が知っておくとちょっと楽になる、撮影Tipsを紹介していきます。


ちょびっと自己紹介

フォトグラファー時代には、こんな写真を撮っていました。

主にちびっこの可愛いを切り取ってます

綺麗な写真だったり集合写真はもちろんのこと、家族撮影においてはいかにお子さんのナチュラルな笑顔を残すかを心掛けています。やっぱり普段の笑顔が思い出に残ると、ママやパパは嬉しいですからね。

Hubbleでも撮影の仕事は一部行なっています。例えば導入事例でHubbleを使ってくださっているお客様の声を聞いたり。

Legal Ops Labという自社メディアにおいての取材に同行して撮影たり。

写真が与える影響は採用においても大きいです。雰囲気を直感的に伝える力が大きく、採用においても企業文化や職場の雰囲気を伝えるのに有効だと感じています。会社のよってはフォトグラファーを外注して撮影する会社も少なくはないと思いますし、採用媒体によっては撮影のオプションがあることも。

この写真を自分で撮影できたら、求人票1つ作るのもだいぶスムーズになると思いませんか?


綺麗に撮る3つのコツ

自分で写真を撮るといっても、いくつか気を付ける・意識するべきポイントがあります。まずは3つの要素だけ抑えればある程度写真は綺麗に撮影できるので紹介します!(デジカメでもスマホでも意識すべきポイントは一緒です。)

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① 自然光を生かす

写真においてクオリティを1番左右するのは"光"です。照明があればある程度自分自身でコントロールできますが、持っていない場合は、自然光(太陽の光)を生かして撮影するのがオススメです。

その際に気を付けるのが太陽の向き。いくつかパターンはあるのですが、ざっくりと順光と逆光を意識すればOKです。なれるまではとりあえず順光で撮るのが良いかもしれません。簡単にそれぞれをご紹介します。

まずは順光から。
順光は、太陽→カメラ→被写体と、被写体の方が太陽に向かっている状態。眩しいので表情さえ気をつければ、明るい雰囲気の写真になります。太陽が真上にいる場合は、顔の凹凸で影が出来やすいので気をつけて!

順光の位置関係

実際に順光で撮った写真はこんな感じになります。

顔も明るく、写真自体が全体的にくっきりと明るい雰囲気になりました。外だと太陽が見えて眩しいことが多いですが、この場合は屋内のため太陽で眩しい、という表情にはなりませんでした。

続いて逆光について。
逆光は、カメラ→被写体→太陽と、被写体の方の後ろに太陽がある状態。眩しくないため良い表情になりやすいです。光が顔に当たらないめ、暗くならないように気をつけて。

逆光の位置関係

実際に逆光で撮った写真はこんな感じになります。

顔が暗くならないことを注意すれば、ふわっと優しい雰囲気になります。顔に直接光が当たらない分、表情も作りやすいため個人的には逆光の方が好きです。

スマートフォンでの撮影の場合、逆光だと暗く・明るくなりすぎる場合もあるため、なれるまではとりあえず順光で撮影すればOK!

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② 撮影する角度(アングル)

太陽の位置を意識できたら、次は角度(アングル)です。基本的には被写体と並行になるように撮れれば綺麗な写真が撮れます。

被写体が座っている時には、カメラマンも同じ高さになるように屈むなど、人を撮る場合には目線と同じ高さになればOKです。

慣れてきたら、意識的に高い位置から撮る(ハイアングル)や、低い位置から撮る(ローアングル)など、バリエーションを増やしてみるのもありです。

例えばハイアングルの場合は俯瞰的な写真となり雰囲気が変わります。

ローアングルの場合は顔の角度を気をつけないと、二重顎になってしまったりするので、"あえて"じゃない場合は避けるのが安心です。

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③ 構図

構図も覚えようとすると何パターンもありますが、私の場合普段は2-3パターンを使っています。撮り慣れていない方の場合は、とりあえず1つ!写真の真ん中に被写体が来るような、”日の丸構図”と呼ばれる構図を撮ればいい感じになります。

複数人いる時は、中心の人が真ん中にくればOKです。余白が均等に慣ればさらに◎

慣れてきてバリエーションをつけたい場合は、3分割構図という、被写体を中心からずらすような構図が簡単でオススメ。縦・横を3分割にした際に、線や点となっている場所に被写体を置く構図です。

この場合だと、2人の間に(左下の線が交わった)点があるようなイメージ。中心ばっかりの中に、このようなちょっとズレた構図の写真があるだけで、バリエーションが増えたように感じませんか?


採用活動における、写真の活用イメージ

私事になりますが、採用活動のどのようなシーンにおいて写真を活用しているかご紹介します。

メンバーのプロフィール

社員数の少ないスタートアップにおいて、どのような人たちと働くかを重要視する人は少なくありません(というか多いと思う)。そのため採用ページでは一部社員の写真を公開しています。

ここでも一人一人のキャラクターが伝わるような写真を撮影してご紹介しています。どのチームにどんな人がいるかわかるだけでも、安心感って増えませんか?

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求人票の採用写真

昨今求人票の写真も大切です。求人媒体を見ても、写真が前面に出ている媒体も多い印象です。冒頭でも書いた通り、媒体によっては撮影オプションプランがあることも。

求人媒体の担当者と話してみても、やはり写真は重要と言われることが多いです。

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採用広報活動

弊社Hubbleのnoteでは、今は社員の顔がわかるようなインタビューや、チームの紹介をメインに行なっています。そのため写真を撮る頻度は非常に高いです。

協力してくれたメンバーに写真を喜んでもらえることも多く、フォトグラファー冥利につきます◎


初心者におすすめのカメラ

ここまで読んでいただいたことに意識していただければ、ポイントは抑えたいい感じの写真になります。反対に、もしできている方であれば、きっと既にいい感じの写真になっているかも?

もしカメラをお持ちであればちょっと意識して練習してみたり、これまでスマートフォンで撮っている方であればカメラの購入を検討してみませんか?スマホでも十分綺麗に撮れますが、カメラの方が被写体の撮られている感が増すため、撮影時間1つとってもテンションが上がってオススメです!(笑)

個人的に初心者にもオススメなカメラはこちらです。(完全に個人的な意見なので参考程度に収めてくださいmm)

Nikon:Z fc

もしかしたらSNS広告で見たことがある人もいるかも?個人的最オススメはNikon Z fcです。

私、カメラって性能はもちろんですが、本体の見た目や触り心地が好きというのもあると思うんです。このZ fcは何より本体が可愛いしバリエーションが豊富。

価格もレンズキット込みで15万円以下くらいなので、手を出しやすいです。

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Sony:α6400 / α7ⅱ

Sonyは瞳AFというオートフォーカス機能が強く、このα6400にも搭載されているため、ピントが合わないということがほとんどなくなります。10万円程度でこの機能が搭載されているのが、非常に魅力的!反対にα6400より価格が安くなると、瞳AF機能は一気に少なくなりそう。むしろないかも?

もしも中古でもいいという方であれば、α7ⅱがオススメ。プロも使っているシリーズの2世代前の機種なのですが、α6400よりも性能がよく(手ブレ補正やセンサーサイズ等)、中古なのでこれも10万円前後で購入ができます。

https://www.mapcamera.com/search?keyword=SONY+%CE%B17II

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Canon:EOS Kissシリーズ

Canon製品の中でも、エントリーモデルとして有名なのがEOS Kissシリーズ。本体価格も10万円以下がほとんどで、一回試してみるのに非常にオススメです。私も初めて買ったカメラはEOS Kissシリーズでした!(参考:Rentio [2024年最新版]一眼レフ初心者が知りたいEOS Kissシリーズの選び方と全ラインナップの比較

特にCanonは撒き餌レンズと呼ばれる、低価格だけど背景が非常にボケる単焦点レンズの50mm f1.8も有名です。これまた、私も購入しましたし、レンズの魅力にハマるきっかけになりました。

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いかがでしたか?なんだかんだ長くなってしまったこのnote、最後までご覧いただきありがとうございます!同じ採用担当として写真好きが増えたら嬉しいなと思いますので、もしも困っていることなどあれば気兼ねなくXからご連絡ください◎


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