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結局のところ、中学受験と高校受験,どっちがいいのん?


長女の高校受験も次女の中学受験も、
いよいよ近くなったとはいっても本番はまだこれから。
それでも長女の高校受験も次女の中学受験も
受験校は、ほぼ固まってだんだんゴール🥅は
見えてきた。

高校受験の方に関しては、先日中学校で進路面談
があり、そこで私立受験の場合は受験校が確定し
以降変更は不可になる。だんだん現実味がおびてきた。


1.受験だけにフォーカスすれば・・・

地域によって多少違いはあるのだろうが、現在
在住しているエリアでいえば、中学受験はもちろん、
公立よりも私立の高校受験が断然ラクだ。

だって、内申が高校が提示した内申点にクリアした
時点でほぼ決まったようなものだから。

中学受験のように受験当日に病気にならないよう
ヒヤヒヤすることもない。
冬休み明け、感染予防に学校をお休みする必要もない。
当日緊張し過ぎて3年間勉強したことがすっぽり抜けることもない。

受験本をみて以前不思議だった、某超有名大学付属はじめ私立の
「倍率1.0」
のカラクリ。

実情を知らない頃にとある学校のHPを中学受験
のほうのリサーチで見ていたらその学校は少数
ながら高校からも入学でき、その受験の合格発表が
掲載されていて、
それが応募30人、合格30人だった。

なんだ、高校から入ったほうがラクなんじゃ~ん!!

・・・そんな世の中甘くない。

中学受験では中堅校、滑り止め常連と言われるその学校が提示する高校受験の内申点はオール5もしくは2,3教科だけ4でないとクリア出来ない。その数字を取っていないと受験という土俵に乗ることができない。
だから受験出来る🟰合格になる。

中学受験で「滑り止め」と言われる学校が軒並み
偏差値も内申点も爆上がりしているのが高校受験で
ある。
余談ではあるが、我が家にはご縁ない中学でも
難関校と言われる学校に関していえば

「9教科オール5でも合格の保証がない」

芦田愛菜ちゃんとか大谷翔平とか、
「子役タレントしながら成績優秀で難関校合格」
「スーパースターなのに性格いい」
そんなレアケース以外
大概のどんな子でも得意科目不得意科目はあるだろう。
いくら優秀でも理数と国社は全然違うとか
勉強はできるけれど運動神経ゼロで体育苦手とか
勉強はできるけれど超絶不器用で技術家庭が壊滅的とか
勉強は出来るけれど授業つまらないから態度悪いとか
勉強は出来るけどスキップ出来ないとか
(どこまでディスりたいのか)
それが許されない。
マナやショーヘイにならなきゃいけない。
しかも中学の先生の主観満載の内申で思いっきり人生決まる。
 
それが高校受験。

そして、高校受験で絶対にできないこと、それは
チャレンジ受験

中学受験の場合、極端にいえば、どんなレベルの子でも
桜蔭を受けることはできる。
受けることは。

桜蔭とまではいかなくても、中学受験では
模試の偏差値より上のチャレンジ受験をすること
はよくあり、問題傾向と相性が良いとご縁がある
こともある。

そして、どうも双方の受験の話を聞いていると 
中学受験の時の実力と高校卒業時の実力は
それほど相関関係はなく繰り上がり合格した
子が入学後定期テストで上位にいることはあるが
高校受験の方は相関関係大ありで、
入学時点で深海魚(受かったけれど、高校での
成績はボロボロ)の子は卒業まで深海魚なのだそうだ。



2.これはどういうことかというと、


①高校受験では持ちレベルより上の学校は受けられない
=入学後周りに影響されて、レベルアップすることはあまりない。

②むしろ、受験する学校数は中学受験に比べて
限られるので安全圏を狙いがちになる。
=本来の実力より低い学校に進学するケースがある

そしてそれが3年後の大学受験にどれほど影響
があるかはワカラナイ。

3.じゃ、中学受験のほうがトク?

まず、中学受験を専門にする塾に行くと課金が
半端ない。
私立学校の月謝レベルで月謝がかかる。
その時点で全くトクではない。
むしろ先行きどうなるかわからないギャンブル。
受験する前から試されてる、親の経済力。
オソロシイ。

そして何より、内申はなく基本試験日の入試が
すべてなのでいかに当日健康で受験できるか、
健康管理の緊張感が半端ない。
精神的なサポートも必要。

これはこれで、なかなか大変。

そして入学後は繰り上がり合格から上位層に
行くケースもあるが
中学から周りのレベルが高すぎて本来勉強できるのに、劣等感でついていけなくなることもある。
地元公立中に比べて通学が長時間でつらいこともある。

結局、どこにいっても本人が楽しく通えれば

というのが結論ではあるが、

でもやっぱり長女中学でいえば
「本人楽しく通っていてもそりゃないわ!!」
というネタがてんこ盛りなので、

もうひとついえば、
本人が楽しく通えて、親がそこそこ不満が無ければ

そんな学校にご縁がありますように。


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