見出し画像

ミライを見据えて

姉妹で進学先が公立私立違っていてもいいのか?

毎月メンテに通っているカイロプラクティックの先生とは子どもの年齢が近いこともあり、施術中子どもの学校の話なども多いが

我が家が来年中高ダブル受験というと、先生が
お姉ちゃんは、自分は公立(中学)に通って妹が私立って、納得してるんですか? と、ひとりっこ親としてごく自然に質問してきた。

そこまでストレートにいわれなくても、似たような反応をされることは他でもままあり、まぁ確かに普通ならそう思いますよねー。 

長女も、小5の終わりごろ中学受験を検討していた時期があったが次女に比べてはるかにスタートが遅くさらに「お先にドーゾ」精神のカタマリ。協調性良すぎる性格が災いし、試しに受けてみた某大手中学受験塾の入塾テストにあっけなく落とされスタート地点にすら立てない。そりゃ始める前から厳しい受験とは思ったけれど、補習塾に通いつつあわよくばあまり偏差値の高くないのんびりした学校なら行けるかも?と補習塾の先生に相談したら、過去問をさらっと見て「中学受験でよくあるクセ強な入試対策をやるにはうちでは厳しいけれど、受ける学校も決まっていてこれくらいのレベル問題なら国算2科受験ならいけるかも」と言い、私も私で「大手中受塾で莫大お金だけ出すお客さんになるくらいなら」月謝が半額以下の補習塾で受かるならラッキー、これで受かったら【補習塾でも行ける!ユル中学受験のススメ】という本でも書けるんじゃないか。とか暢気に思っていた。 
勘違いも甚だしい。
でもその一方で、今でも思う。 
それくらいの緩さで、地元公立回避目的の受験ができたならどれだけ良かっただろうか。 

長女の塾発行の、高校案内を見て唖然とするのは、中学受験なら
いわゆる安全校と言われるゾーンの学校が軒並み

安全❞じゃなくなって、どうして?という難度になっていることもある。

私立の高校受験には内申点でほぼ合格が決まるケースがあるため、最悪の場合(進学した地元公立中での内申が芳しくない場合)受験すらできない。

内申のために3年間を過ごすか否か

私立と公立の違いはそこに尽きると思う。 

どんな学校に進んでも先生との相性はある。どれだけ念願の学校に進学したとしても、その中には相性の良い先生とソリの合わない先生が両方いるはずだ。 

生徒本人にとって「この先生イマイチだな」というときは大概が先生にとっても「この生徒はいまいち」となる。長女の場合、バリバリ部活好きな体育会系社会の教科担任の先生にとって帰宅部でボーっとしている長女は目障りらしく内申は定期テストの点数の割に毎度散々である。

一保護者として部活ってそんなに学校生活にとって大切なのでしょうか?帰宅部ってそんなにダメなん?と思うがそんな思考の合わない先生につけられる内申のせいで、進学先が変わるかもしれないというのが内申が高校入試に影響する公立中学校の現実。

あと伸びタイプは中学受験より高校受験というが、中学在学中に先生と衝突して伸びなかったらどうするん?中学受験のようにどんな態度で受けようと当日テストだけで決まらないし、何より今は高校受験は中学受験のように同じ学校を何回も受けられない一発勝負。

そういう意味では、次女の中学受験に対するモチベーションにもなっているように思える。確かに中学受験は高校受験以上に過酷。勉強量も塾の授業数も多いし新6年生になった今、土日両方とも塾に行くハードな毎日である。

でも、受験をしなかった先の3年間が目の前にいて、今受験のためにやっている勉強は受験しなかったら一生縁のない内容ではなく、いずれというより中学に入ったらやらなければいけないというのも姉の存在からわかっている。ある意味公文のように先取りしているだけ。

そういう意味で次女本人も親である私も、中学受験がゴールになっていないというのは良いのかもしれない。
(といいながら、模試の順位に一喜一憂しているが・・・)

我が家のように周りに影響を受けやすいというのんびりタイプの子は、同じような子が集まる環境にした方が良い影響があるんじゃないかなあというのが現時点の考え。

姉妹其々の選択が、
果たして大学受験になったときにはどのように影響しているのだろう。

ごくありふれた日常を少しでも面白く、クスっと笑えるお話を書いていきます。頂いたサポートはご縁のある横浜の子育て支援団体に寄付させていただきます。