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大阪府公立高校入試C問題・国語、どう対策する?1

こんにちは、四條畷市米崎町の学習塾 Primoです。
弊塾公式サイトでは大阪府公立高校入試C問題・国語の過去問について、古文・漢文に的を絞り、ご紹介しています。

ですので、こちらでは、「じゃあ、どう対策すれば良いのか」ということを提案させていただこうと思います。

対象:基本的には大阪府立四條畷高等学校志望の小学生~中2生
※北野や天王寺等志望者、あるいは文理学科以外のC問題採用校とは「合格に必要な点数」が違うと予想されるため
   現時点では国語力に不安がある人
(十分に学習が進んでいる人は読む必要はありません)

大前提:「当たり前のことを当たり前にやる」

いくら有益な情報を得たとしても、行動に移さなければ意味がありません。今は無料でも簡単に多くの情報が手に入ります。ですが、結局、それを活かす人は少ないのです。
つまり、ちゃんと活かせればそれだけで凄いアドバンテージ。
以下、驚くような魔法の言葉がちりばめられているわけではありません。念のため。

もう一つ。

「国語に時間をさく」


これを前提とさせていただきます。通塾されているお子さまは多いですが、特に個別指導塾にお通いの場合、英数を優先させ、国語をとっていない場合が多い印象です。(あくまで体感ですが)加えて、集団指導塾でも個人塾ですと特に「そもそも国語の枠がない」という場合も見受けられます。
裏を返せば、きちんと国語の学習時間を確保するだけで今までより好転する可能性はぐんと高くなるのですが…。
ただ、その英数も習得に時間がかかる大事な教科であることに違いありません。では、どうするのか。

→全体の勉強時間自体を増やす

これが一番の策だと思います。隙間時間等を有効に使い、学習時間を捻出しましょう。


漢検(R)3級範囲を「可能な限り完璧」に

「可能な限り完璧」とは。
「読み書き」以外も失点がないようなレベルのことです。誤字訂正や四字熟語、熟語の構成などでもきちんと点が取れるまで学習します。
合格することだけが目的なら、捨てる問題があっても良いのですが、それではC問題対策としては穴だらけになってしまいます。語彙力強化の目安として漢検3級を利用するイメージです。類義語・対義語、部首など含め、さまざまな方向から漢字にアプローチすることはとても有意義なことだと、ヨシダは考えます。

※「今から3級レベルまでがっつり学習するなんてタイパが悪すぎる」というくらい漢字力が壊滅的な人は飛ばしてもらって構いません。ただし、かなりハードモードになること必至です。

文章を書くことに慣れる

最初は短くて、全然構いません。気を付けて欲しい点は以下の通りです。

・既習漢字は漢字で書く。
・「話し言葉」ではなく「書き言葉」を使う。
※「い抜き言葉」「ら抜き言葉」に注意
・係り受けが不自然になっていないか、確認する。

そもそも、今の子どもたちは鉛筆で字を書く、その行為自体に慣れておらず、ちょっと長い文章を書かせると手首を振ったりして「疲れた感」を出すことがよくあります。いきなり負荷を掛けるようなことはせず、徐々に書く文章量を増やしましょう。要するに、逆算すると、早く始めるに越したことはない、ということです。

漢字と作文対策は時間がかかるお子さまが多いと予想されます。ですので、とっかかりとしては、まず、ここから始めることをおすすめします。

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