音楽を8小節で感じると楽しいよ。
10秒で高品質なMVが作れるアプリ「ムビート」を提供している株式会社クロスフェーダーの名波です。よろしくお願いします。
1つ前の記事で宣伝したように、弊社では只今もうすぐ創業200年の大阪は三木楽器さんとだいぶ変わった音楽コンテストを開催しています。
8小節で終わりの曲で競う、名付けて「8小節トラックアワード」です。
audio-technicaさん、KORGさん、AKAIさんから豪華賞品があり、プロのアーティストが厳正に審査します。
なんでまた、こんなことを始めたのかということを書きたいと思います。
会社の公式としては、こんな感じで考えているのですが、
ここでは個人的な思いを書いてみたいと思います。
私にとっての8小節とは何かについて紐解きます。
ダンスの最小単位4×8(フォーエイト)。私の体感に刻まれた単位
私は、学生時代の5年間(1年余分)、ストリートダンスにハマっておりました。
音楽では(広くポピュラーミュージックでは、のほうが正確ですかね)4分の4拍子の4カウントを1まとまりで数えますが、ダンスでは4分の4拍子の8カウントを1まとまりで数えます。
この8カウントを4回繰り返すまとまりを4×8(フォーエイト)と言います。
ダンスの振り付けは、このフォーエイトを基本構成として展開されていきます。
ソロパートでも、フォーエイトを1つのまとまりとします。(だいたいフォーエイトで通常の長さ、エイトエイトはスキルの高い人でないと間がもたない長さっていうのが当時ダンスをやっていた私の実感です)
なお、今のダンスシーンでは、ダンスバトルという文化があるのですが、私のときにはなかったのでそこでの相場観は分かりません。
ダンスをやっているとフォーエイトは、何というのでしょうか、無意識の意識、長さを測る尺度、ダンサー同士の共通言語となります。
振り付けで言うと、まず、フォーエイトの中で気持ちよく・かっこよくすることを考えつつ、次のフォーエイトへの展開を、更に次の次のとつなげていきます。
音楽の8小節とダンスのフォーエイトが気持ちいいのは同義反復
このフォーエイトは当たり前ですが、音楽的には(小節数で言うと)8小節な訳です。曲として4分の4拍子の8小節が最小構成として気持ちよく考えられて作られているから、音楽をベースとしたダンスの最小構成として成立する訳です。
この最小単位を意識して遊んで欲しい
つまり、というか、グダグダと同じことを繰り返し言っていますが、要は、「私」は、8小節で切り取った音楽を、ダンスを通じて身体的に気持ちいいと知っていて、それをみなさんと共有して楽しみたいということです。
なんだか中途半端に終わってしまいますが、今回はここまでにしたいと思います。
次回は、私の体感から生じた思いが、コンテストにどうつながるの?という話について書きたいと思います。
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