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【vol.1】ゴジラからわかる名和の脳内

今年の新たな試みとして、ブログを不定期更新で発信していきます。
内容は大雑把に言うと、みなさんに知っておいてもらいたいこと、です。
いつも硬くなりがちなのでやわらかい文章と、1記事あたり5分以内でさくっと読める分量を目指します。

なぜブログなのか

社長が、ブログ・・・?と思われた方がほとんどですよね。
(※「名和さん」がまだ浸透していないのと、名称というより役職での話に近いので今日は「社長」と書きます。)
まずはブログを始める理由を。
年始の経営方針説明会や月初の全社朝礼にて、「会社の現状・考え」については話す機会をいただいており、みなさんにもおおよそ理解していただけています。
ですが、僕という人間についての理解や認知度は社内でもバラつきがある気がします。
「社長が何を考えているかわからない」
「社長ってなんか遠い存在」
「社長は私たちのことをわかっていない」
憶測になりますが、スタッフの中にはこんな風に感じている人もいるのではないでしょうか。
決定事項は共有されたけど、そこに至った経緯や想い、判断材料や基準はわからない。
だから何となく社内のことが他人事に感じられたり、「誰かが決めたこと」「誰かがすること」と思ってしまう。
やはりその一番の原因は、決定を下した僕の脳内が伝わりきっていないからでしょう。
僕とよく話をする機会があるスタッフとそうでないスタッフがいることは業務の性質上仕方のないことです。
業務時間内ですべてのスタッフと意思疎通を図ることは残念ながらできません。
だったら一律に伝えられる場を作ればいい、ということで生まれたのがこのブログです。

名和の脳内

まずvol.1で伝えたいこと。
それは僕の考え(≒社内決定事項の要因)を知ることについてです。
余談ですが、僕は「ゴジラ」が好きです。怪獣映画のやつです。
2016年に公開された庵野秀明監督による「シン・ゴジラ」の中でこのようなシーンがありました。

ゴジラという大怪獣が東京湾に出現し、警察では対処しきれなくなったので自衛隊の出動要請を出そうとする。しかし、この巨大生物への対応が防衛行為にあたるのかどうかがわからない。そこで行われるのは議論、議論、会議、会議・・・。
甘々の水際対策も対応が遅く、上陸されてからやっと初めて捕獲か駆除かを検討。駆除に決定するもミサイル一発撃ち込むのに「総理!ご決断を!」「総理!」「総理!!」の嵐。
世田谷区のほうまで侵入されてから初めて日米安保が適用するのか検討し始める。が、アメリカは要請を待たずして既に爆撃機を日本に向けて飛ばしていた。

・・・、日本の組織というものはなんなんでしょうか。
総理というのはもちろん内閣のトップで行政機関の指揮決定権を持っているリーダーですが、なんでもわかってなんでもできるスーパーマンではありません。むしろなんもわかってません。
そんな総理が決定を下すまで何もせず総理に詰め寄るだけの大臣や官僚たち。何もしないは言いすぎました、会議はしてます。会議だけしてます。
(ゴジラのくだりがやっぱりこの某ウイルスと某内閣の話になんか似てるなぁと感じます)

ここで総理がとるべきだった行動を僕なりに考えてみました。
それは意向の決定と伝達です。
ミサイル一発撃つかどうかの行動決定ではなく、ゴジラに対してどのように対応したいのか、どのような方向性で対処していくのかという意思決定です。
もっと言えば普段から意向を伝えておくんです。
普段から意向を汲み慣れている現場の人は、ミサイルを発射させるのかアメリカに応援を要請するのか現場で即判断ができます。
もちろん政治的なことはこんな単純なからくりではないんでしょうけど、政治や一国単位のことでなければ、一組織としてはこれで十分な場面も多くあるのではないでしょうか。

というわけで、僕の脳内をここで共有していきます。
さすがに公のブログに仕事のことは直接書きませんが、いま僕がビジネスにおいて重視していることだったり、面白いと思っているコンテンツや媒体なんかを伝えていければいいなと思っています。
きっと社内で決定されたことの要因を知るヒントになると思います。
そしてそれが上に書いた「社長ってなんやねん」の解消に少しでも繋がればうれしいです。

スピード感・レスポンスの速さ

ゆくゆくはもう少しスピード感あふれる会社にしたいと思っているのですが。
たとえば、なんとなく100均に立ち寄ったとき、買うと決めていたわけではないのに数点買ってしまっていたなんてことありませんか?
これは商品が安さが一番の理由ではないと思います。
レジを通して初めて500円の商品だったと気付いた、なんてこともありますね。
ではなぜ買ってしまうのか、それは商品の現物がその場にあるからです。
これいいな、と食指が動いたモノが買える状態で目の前にある。
これです。
要は、「買おうかな、買いたいな」と購買欲が一定ラインに達したその瞬間に、それが買えるという状態であるタイムリーさが重要です。
逆に言うと、SNSでバズっている100均商品が欲しくなっても、わざわざ取り寄せたり予約してまで買う人ってなかなかいないでしょ?
購買欲がそそられたときに買えない状態だと人は買わない選択をすることが多いんです。
これって商品と消費者の話だけではなくて。
上で書いたシン・ゴジラの件だってスピード感が大事でしたし、レスポンスが速ければ速いほどモノや人への信頼は増します。
そして現場判断を速めるためには、組織内の共通認識が理由や背景込みで伝達されていることが重要です。
「どの案件を優先的に対応すべきか」「先に相談すべきものと事後報告でいいもの」「コミュニケーション方法(電話/web/紙媒体/来訪etc…)の有効的な使い分け」などがわかってくると処理スピードと効果が格段に上がりますよね。
・・・ちょっと長くなったのでこの話はまたどこかでじっくり書くことにして、とにかくリアルタイムであることを意識できればと思っています。

まとめ

2022年の目標はこのブログを通してみなさんとコミュニケーションをとること、それがスピード感あふれる会社づくりのヒントになるようにすることです。

追記

いやほんとに長くなりました。
どこがさくっと読める分量や。すみません。
次回から気をつけますので、これに懲りずに読んでやってください。

おまけのユメ
奥さんと名和母のお茶会に参加してます


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