サステイナブル⇔映え

先程見たステラマッカートニーの2020ssコレクション。

サステイナブル路線をこんなにも露にしてきたかという衝撃のアイテムの数々。

アパレル業界がサステイナブルをキーワードに動いているのは確実かつ常識になってきた2020年。

一方で、ここ数年間、日本ではSNS映えがトレンドであるのが間違いなかった訳である。

そこで、「サステイナブル」と「映え」って共存しうるのか、という疑問が頭をよぎった。でも、時代によって映えの定義って結構簡単に変化していくのではないかと思った。

主観的にみると、2017~2019のSNS映えは、自慢できるキラキラした日常(映えに金を惜しまない、経済的余裕)、夢の国のような世界観(ガーリー)、統一感

これに対してサステイナブル時代の映えは、現実、そしてありのままの姿、SDGs遵守または先取りの文化、生活(非使い捨て、ノンプラスチック)、アクティビスト的インフルエンサー(SDGs布教家)達の言動

そんなもの・人が活躍していく時代になるのではないかと考えられる。むしろなるべきだろうと思う。

見栄えだけにこだわる時代は終焉し、環境負荷、人的負荷(社会における多様な人の生きづらさ)を限りなく縮小させるべく、質にこだわる時代が訪れ、数十年前から世界中の隅で訴えられ続けたきた声が大衆の胸に確実に届き、実現する、そんな時代の到来を期待させて欲しい。

ただ、実現するかは一人一人の努力次第。この数年で名乗りを挙げた若きインフルエンサーがその影響力をもって本領を発揮するのはこれからだと信じたいし、自分も精一杯周囲を巻き込んでいこうと思う。



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