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誰でもカンタンに、アイディアがひらめく人間になれる【5つの方法】


・次々にアイディアがひらめく人って、羨ましいな・・・

・アイディアマンとして、社内で一目置かれる存在になりたい

・会議とか、アドリブで新しい提案をだせるような人にあこがれるな

・優れた提案を出すビジネスパーソンを目指したい!

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今回は、そんな悩みにお応えする内容です。

では、まず結論。

結論:誰でもアイディアマン、アイディアウーマンになれます!

”アイディアは複数のヒラメキの組み合わせ”に過ぎません。


誰でもカンタンにアイディアがひらめく人になることができます。


では解説します。


アイディアマン、アイディアウーマンになることのメリットは?


まず、メリットをおさらいしておきます。

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〈アイディアマン、アイディアウーマンの5つのメリット〉

・ポテンシャルの高い人間と思われる

・頭の良い人間に見える

・常にポジティブで前向き志向になる

・会社側からも必要な人材とみなされる

・そして、出世しやすくなる!

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アイディアがひらめくことは、特殊な能力ではありません。

企画職はもちろん、営業、開発、研究、人事や総務などの関節部門の方々・・・。

どんな職種であっても、クライアントや会社側から新しいアイディアを求められることがあると思います。


アイディアをポンポンと出せるタイプと、出せないタイプではナニが違うのか? 

どうすれば出せる人間になることができるのか?

方法さえマスターすれば、誰でも”アイディアがひらめく人”になれます。

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〈アイディアがひらめく5つの方法〉

1.フレームワーク(手法)を身に付けよう!

2.必要・不便・課題・問題を探そう!

3.小さなアイディアをたくさん出そう!

4.インプットを多様化しよう!

5.バイアスをなくそう!

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1つずつ解説します。


■アイディアがひらめく5つの方法

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Photo by Frederick Medina on Unsplash


1.フレームワーク(手法)を身に付けよう!

もっともカンタンな方法はコレですね。

先人が生み出したフレームワークを、ナニも疑わずにマスターするのが手っ取り早いです。

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<アイディアを出すフレームワーク5選>

① ブレインストーミング(ブレスト)
難易度:☆★★★★

② マンダラチャート(マンダラート)
難易度:☆☆★★★

③ マインドマップ
難易度:☆☆☆★★

④ SUCCESs
難易度:☆☆☆☆★

⑤ ペイオフマトリクス
難易度:☆☆☆☆☆

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ココに挙げたフレームワークは、すべて有名なものばかりです。

ネット検索したり、書籍を探せば、参考になるものはいくらでも出てきますので詳細は割愛します。

参考書籍:『ビジネスフレームワーク図鑑 すぐ使える問題解決・アイデア発想ツール70』

経験上、取り入れやすいフレームワークはブレストだと思います。

米国企業アマゾンドットコムの元CEOジェフベゾス氏は、「ブレストをしなければ死んでしまう」と言うほど、ブレスト好きで知られています。

参考書籍:『amazonのすごい会議―ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法』

ただしブレストの場合、中途半端な状態で終わってしまうケースが多いようです。

前述のアマゾンでも、参加人数を制限したり、事前準備を明確に決めたり、細かいルールを設定しているようです。

結果につながらない主な原因は、MC、司会、ファシリテーターなどが機能していないケースがほとんどですね。

ですので、やり慣れた方を加える方が成果につながりやすいです。


とはいえ、ブレストは一人じゃできないから、アイディアマンにはなれないんじゃない?!

と感じた方、まさに、その通りです。

しかしこのフレームワークを身につけることが、アイディアマンになるための近道です。

まず、アイディア出しのフレームワークを実施する際は、主導的な立場で参加することをオススメします。

MCなど積極的に行い、ファシリテーションスキルを磨くことが大切です。

しっかりマスターできれば、”ブレインライティング”や”オズボーンのチェックリスト”などの、フレームワークを一人でも、できるようになれます。


2.必要・不便・課題・問題を探そう!


「必要は発明の母」ということわざがあります。


日頃から不便や課題・問題を感じることが、改善、提案、発明につながるのという意味です。


ちなみに、この語源は日本でも有名な『ガリバー旅行記』の中の一節から生まれたことわざです。


『ガリバー旅行記』(原題:Necessity is the mother of invention. )は、1726年に出版されたアイルランドの風刺小説です。

一見、どんなに円滑に回っていることでも、問題点がまったくないということはありえません。


「どこかに問題点はある!」

そう思って仕事や日常生活を送ることが重要です。

アイデアがひらめく人は、”課題点 → 改善策” を無意識に練ることを習慣にしている人間です。

日頃からアイディアをストックしておく状態になります。

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Photo by Hans-Peter Gauster on Unsplash

3.小さなアイディアをたくさん出そう!


”量は質に転化する”といわれています。

ヒラメキや大量に出したアイディアから、スクリーニングを掛ける方法です。

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<スクリーニングとは?>

・「審査」「選考」「ふるい分け」といった意味で用いられる表現

・特定の条件などに照らして複数ある対象の中から、条件に合致する対象を選別する

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いきなり”アタリ!のアイディア”が出ることはありません。


前述の「1.フレームワーク(手法)を身に付けよう!」で紹介した
<アイディアを出すフレームワーク5選>の中で、① ブレスト、② マンダラート、③ マインドマップは、アイディアの量を増やすステップになります。

アイディアを大量に出すことにより、”アタリ!”の確率が高めるわけですね。


4.インプットを多様化しよう!


優れたアイディアは、大量のアイディアを出してスクリーニングを掛けたり組み合わせたりすることで生まれます。

ですので、その大量のアイディアを出す必要があります。

そのためには、手法(フレームワーク)とともに、たくさんのことを知っている素地が必要です。

つまり知見を広げるための、多様なインプットが必要になります。

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〈インプットを多様にするための方法5つ〉

・人脈を広げる

・趣味を広範囲に渡って行う

・仕事、アルバイト、副業を多岐に行う

・多読、乱読をする

・知らない場所を旅をする

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私は現在、東京の上場企業で管理職をしています。

部下は50人ぐらいで、部署はクライアント企業に対してマーケティング戦略の提案や実行を業務としています。

ですので、企画提案は主要業務です。

当然、スタッフごとに向き不向きがありますが、その要因は2つあると思います。

1つ目は、10代や20代で”浴びるほど”インプットした経験があるかです。

前述した5つの項目を若いうちに多用にした人は、歳を重ねても抵抗なくインプットし続けます。

2つ目は”好奇心”ですね。

好奇心が高いことは学習を学習とも思わないので、楽しんでインプットします。

その性格は大きな武器ですよね。


5.バイアスをなくそう!

バイアスとは、先入観や偏見のことです。

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〈バイヤスが掛かりやすい思考〉

・世間の常識

・過去の成功体験

・多数派の意見

・権威や威厳の尊重

・自分自身の思い込み、利益

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バイアスが掛かることで、アイディアを公平な目線で評価したり、新しいアイディアが生まれづらくなります。


また、アイデアを出し続ける人は、バイアスが掛かりづらい状態(時間や場所)から生まれることを知っています。

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〈バイヤスが掛かりづらい状態〉

・朝、起床直前の状態

・お風呂に入っている時

・通勤時など見慣れたいつもの道を歩いている時

・休日のドライブ中などリラックス状態

・散歩やランニング中    など

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ビッグアイディアは、バイアスのない妄想や空想の状態から生まれてくることが多いですね。


最後にまとめ

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Photo by Ben White on Unsplash

再度、米国企業アマゾン元CEOのジェフ・ベゾス氏の言葉を紹介します。

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「発明を続けてください。

最初はクレイジーに見えても絶望しないでください。

さまようことを忘れないでください。

好奇心を羅針盤にしてください。

今日もまだ”創業初日(Day 1)”です。」

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2021年、CEOを退任する際に、従業員(アマゾニアン)に向けた挨拶の締め部分です。

発明とアイディアは厳密には違います。

しかし課題を解決するという目的は同じです。

イノベーションの必要性が叫ばれる今の時代、優れたビジネスパーソンには、常に新しいアイデアがひらめく人材が求められていると思います。

今回は以上です。ありがとうございました。

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