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【目指せ!リーダー】気楽にリーダーシップを学びましょう

・将来、リーダーになりたいけど、自分は向いていないかもしれない・・・。

・上司を見てると、いろんなタイプのリーダーがいるけど、どのタイプが正解?

・将来,起業したい!リーダーになれるかな?

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今回は、こんな悩みを解決する内容です。

ちなみに私は、現在、上場企業で部下が50名ほどいる部署の管理職をしています。

部署のミッションは、クライアント企業のマーケティング戦略立案や、プロモーションの運営です。

以前のnoteにも書きましたが、私は部署内の全スタッフにリーダー教育を受けてもらいたと思っています。

参考note: デキるビジネスパーソンは学び直し!学び続ける! 


リーダーを目指すことによって、多くのメリットがあります。

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〈リーダーを目指すことで、得られるメリット〉

・仕事に対して前向きになれる

・仕事にも私生活にも主体性が持てる

・自分で考え行動するようになる

・変化に強くなり、対応力が増す

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リーダー教育は、現代のビジネスパーソンであれば、誰でも必須のスキルだと思っています。

たとえ、リーダーを目指してなれなかったとしても、その後のビジネスライフやプライベートに必ず活きてくるはずです。


気楽にリーダーを目指そう!

エジソンが創業に携わったことで知られる、米国企業ゼネラル・エレクトリック社(GE)では、リーダー育成に多くのリソースを惜しみなくつぎ込んでいます。

それは、「人こそ変革の原動力である」と考えているからです。


とはいえ、このブログで、そんなハードルの高いリーダーを目指せ!というわけではありません。

気楽にリーダーを目指す、きっかけづくりにしてもらえたら幸いです。


リーダーには、いろいろなタイプがいます

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自分の周囲を見渡してみると、いろいろなタイプのリーダーがいると思います。

尊敬できるタイプいれば、正直あまり成果を出しているようには見えない、そんなタイプもいます。

それでもチームの運営は、それなりに成り立っていると思います。

また会社も、いい加減にリーダーの人材を選んでいるわけではないです。

なぜ、いろいろなタイプのリーダーがいて、チームの運営が成り立つのか?

結論からいうと、リーダーのタイプは商品やサービスのライフサイクルによって異なるからです。

今回は、この辺りを詳しく解説してみます。

どのタイプのリーダーを目指しますか?

まずリーダーのタイプですが、大きく分けて5つに分けられるといわれています。

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〈リーダーシップ5つのスタイル〉

・専門知識型

・戦略型

・人材型

・ボックス型

・変革推進型

『マキシマム・リーダーシップ―世界の超一流企業のトップ161人が語った』より

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カンタンに1つずつ解説してみます。


■専門知識型リーダーシップ


トップ自らが持っている、圧倒的な専門知識や特殊技術をもとに、チームを牽引するスタイル。

まだ小さい組織の起ち上げから、運営、仕組みづくりに向いています。

このタイプは、天才肌に多く会社や事業の立ち上げ時に能力を発揮する傾向があります。

■戦略型リーダーシップ


トップ自ら戦略を立案して、社内に浸透させつつ運営するスタイルです。

権限を集中させることで、リーダーシップを発揮します。


■人材型リーダーシップ

戦略はトップダウンではなく、合議制で決めることを信条としています。

権限を部下に委譲し、自由裁量の余地を与え、常に現場に近いところにいます。

人材育成にも重きを置くスタイルです。

戦略型とは逆のタイプですね。


■ボックス型リーダーシップ

トップ自ら動かなくても会社の仕組みをもとに、事業運営を目指すスタイルです。

仕組みづくりに長けているので、安全性重視のサービスで発揮されます。

属人的な業務運営が起因の弊害を防止しようとします


■変革推進型リーダーシップ

古い仕組みや体質を壊し、新しい方向に変革するスタイルです。

イノベーションを起こし、社内改革に導くタイプです。

新商品開発、売上重視、新規市場開拓、R&D(研究開発)など注力します。

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書店に行くと、リーダーシップに関する書籍がたくさん並んでます。

大抵は、成功した社長や経営者などが書いた本ですが、その多くは「変革推進型リーダー」と「専門知識型リーダー」の本になります。

この2つのスタイルは発信力に優れ、いろいろなビジネス誌やメディアでも注目されるタイプです。

とかく言動が派手な方が多く、彼らを理想のリーダー像と思いがちですが、実際はこのスタイルを目指す必要は、まったくありません。


まずは、自分に合ったリーダー像を目指せばいいわけです。

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とはいえ、どんなスタイルのリーダーでも結果を出すことができるかというと、それも違います。

結果が出しやすいスタイルがあります。

それは、”プロダクト・ライフサイクル”と、大いに関係があります


プロダクト・ライフサイクルとは

まず、プロダクト・ライフサイクルですが、詳細についてはネットを検索すれば、いくらでも解説があるので、今回はカンタンに解説します。

プロダクト・ライフサイクルとは、商品やサービスを開発・販売してから価値が消滅するまでのプロセスのことです。


〈プロダクト・ライフサイクル〉

プロダクトライフサイクル02


マーケティングでいうプロダクトのサイクル(寿命)は、導入→成長→成熟期→衰退期の、4つのステージからなります。

各ステージについてカンタンに説明します。


■導入期

新しい技術で市場を創出したり、開拓する段階です。

サービスの開発に力を注ぎ、市場拡大を優先させます。


■成長期

徐々に認知され売上が拡大する段階です。

市場への浸透、ブランド強化が重要になってきます。


■成熟期

市場の成長が止まり、売上の拡大が頭打ちになる段階です。

お客さんとのコミュニケーションが重要になり、コスト管理にも注力する時期です。


■衰退期

売上げは低下、利益も減少し始める時期です。

利益確保に専念するか、イノベーションで新たな価値の創造を行うかの決断が必要になります。

マーケットが徐々に消失して、商品の寿命が近づきます。


リーダー像は、ライフサイクルで決まる!


プロダクト・ライフサイクルの各ステージによって、結果につながりやすいリーダーのスタイルがあります。

要するに、そのスタイルを極めれば良いわけです。

ピッタリ一致するわけではありませんが、下記のようになります。


〈プロダクト・ライフサイクルとリーダーシップ〉

プロダクトライフサイクル03

中小企業の方なら、取り扱っている商品、サービスのライフサイクルに合ったリーダーシップを発揮すれば良いわけです。

また大企業の方は、自分が所属している部署・部門が、どのステージにいるかを考えてみると参考になります。

おのずと、自分が目指すべきリーダー像が見えてくるはずですよ。

リーダー

■最後にまとめ

リーダー像が見えても、カンタンになれるわけではないので、目指すためにやるべきことを挙げてみます。

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〈リーダーになるために、やるべきこと〉

・とにかく学ぶ、学び続ける

・身近にいる優れたリーダーを目標にする

・そのスタイルのリーダーを演じてみる

・難しければ、自分の側近に、そのスタイルのブレーンをつけて対応させる

・それも難しければ、自分が対応できるスタイルの、ライフサイクルにあるプロダクトを扱う部署にいく

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今回は以上です。

リーダーを目指して、頑張ってみてください。

ありがとうございました。



<参考文献>

『マキシマム・リーダーシップ―世界の超一流企業のトップ161人が語った』

『GE変化の経営』
  

〈関連note〉

大きな会社で出世するために、本当に大切にすべき3つのこと

【YouTubeオススメ動画】将来リーダーを目指す人に見て欲しい、感動の動画3選


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