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袖の端っこごろ

小さい時は車の中で月と追いかけっこ
いつまで経ってもついてきてくれるから安心だった
知らなかったからよかったなにも

旅行の帰りのインターチェンジで食べるごはん
なんだか好きですセンチメンタル
余韻のふりかけごはんです

電車でゆられてガタンゴトンする毎朝は座席に座れてお勉強
単語帳をひとかじり
あの日遅刻しようと思ったのはなんとなく
触れて冷たくもなかったのはまだ一緒だったから

どうでもいいことで時間を使う日はなんでだかいやになるいやになる好きになる

帰り道はいつだって


大事にしたいと思うものをほんとの自分のまま大事にできることを幸せと呼びたい
呼びたいと思っている
何かを褒めるときに他のものをけなしてはいけないというけれど、それでは到底届かない

弱さがぶつかり合って強さが背中合わせ
大事なことは見えているのにわたしは怒っている

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