マンネリ撃破!カップル、社会人、学生に…新しい風を吹き込む自宅で見たい映画10選

毎日同じ繰り返しの生活、なんとなくマンネリ……。そんなふうに感じることって、学生や社会人に関係なくあるのではないでしょうか。
毎日の生活に新鮮な風を取り入れたい!そんなときには、自宅で映画を見るのもオススメですよ♪
レンタルDVDなどで見ることができる、気持ちの切り替えにピッタリな映画を10本ご紹介します!

1. 死霊のはらわたII(Evil Dead II)

監督:サム・ライミ/主演:ブルース・キャンベル/1987年・85分

いきなり続編!?と思うかもしれませんが、大丈夫!タイトルこそ「II(ツー)」となっていても、前作のリメイクに近い内容なので、IIから見ても問題ありません。

本作は前作よりも予算とスケールがパワーアップ!それっている?なシーンもたっぷりで、ホラー要素も茶目っ気も一緒に楽しめちゃいます。
特に主人公アッシュは、だいぶ楽しい仕上がりに。そして、終盤にアッシュが手にする武器は創意工夫のかたまり。いざというときのサバイバル生活に役立つ知識も身につけられそうですね♪
画面に実質アッシュしかいないブルキャン(※)劇場も楽しんでください!

※ブルース・キャンベルのこと

2. ゾンビ(Dawn of the Dead)米国劇場公開版

監督:ジョージ・A・ロメロ/主演:ケン・フォリー/1979年・127分

ゾンビ映画の金字塔と言ってもいいくらい有名なゾンビ映画!ゾンビ好きでこれを通っていないという人はほぼいないのではないでしょうか。
いくつかバージョンがある中でも個人的にオススメなのは、ちょうどいい尺で内容もわかりやすく、かつロメロテイストが強い米国劇場公開版です。

ゾンビと言えば…
・頭を破壊するとやっつけられる
・音に反応して寄ってくる
・ショッピングモールに逃げ込め
・生活が安定してくると略奪者や問題児が来る
こんなイメージを持つ人も多いですよね。これ、全部ロメロ監督の「ゾンビ」に詰まってます!

ブームになったアレも、大人気のソレも、ここから始まったと言っても過言ではないというわけです。
マンネリになったら、基本に立ち返ってみるのも大切。ゾンビの基本はロメロ映画から学んでみて!

3. デッドプール(Deadpool)

監督:ティム・ミラー/主演:ライアン・レイノルズ/2016年・106分・R-15

みんなが知ってるスパイダーマンやX-MENと同じ、マーベルコミックスのヒーロー・デッドプール!
なんと、X-MEN映画シリーズで初めてのR指定なんだそうです。

とはいえ、なんやかんやでマーベルヒーローのひとりですし、カップルにもピッタリなロマンスも…♡
よくあるヒーロー像をひっくり返す、マンネリな思考をブチ壊したいときに!

2018年6月には続編の「デッドプール2」が上映予定です。

4. マッドマックス 怒りのデス・ロード(Mad Max: Fury Road)

監督:ジョージ・ミラー/主演:トム・ハーディ/2015年・120分

ジョージ・ミラー監督のヒットシリーズ「マッドマックス」の第4作!でも前作との関連性はほとんどないので、前3作を見ていなくてもしっかり楽しめます。

ごくシンプルなお話なのに、手に汗握る展開!圧倒的なビジュアル!そして強くかっこいい女性達!
ストーリーの核のひとつとなる大隊長フュリオサを演じたのは、美人女優として有名なシャーリーズ・セロン。いろんなタイプの美人・かわいい子・強い女が出てくるので、女性にこそ試してほしい作品です。

ギターサウンドが好きな人なら思わず体が動いてしまう、火を噴くギターとリズム隊もお見逃しなく!

5. パシフィック・リム(Pacific Rim)

監督:ギレルモ・デル・トロ/主演:チャーリー・ハナム/2013年・132分

日本では昔から、アニメや特撮でおなじみだった「巨大ロボVS怪獣」という構図を、怪獣大好きなデル・トロ監督がハリウッド映画で作ってくれました!

KAIJU(カイジュー:作品内でのモンスター=怪獣の名称)をやっつけるために作られたイェーガー(作品内のロボの名称)も、イェーガーを操るパイロットも、そして登場するKAIJUもみんな個性的!
男性パイロットはもちろん、女性パイロットも活躍するので、戦う女性の頑張る姿を見たい!という女性にもオススメ♪

細かいことはどうでもいい!そこにはロマンが詰まってる!そんな頭をカラッポにする時間って、大人にも大切なんですよ。
ちなみに私が好きなのはロシアのイェーガー、チェルノ・アルファです♡

菊地凛子さん演じる森マコの幼少期を、芦田愛菜さんが演じているのにも注目!

6. シン・ゴジラ

総監督:庵野秀明/監督:樋口真嗣/主演:長谷川博己/2016年・119分

そして日本が世界に誇る怪獣といえば、なんといってもゴジラです!
実写ゴジラの最新作となる今作、話題になったのでとりあえず見たなんて人もいるのではないでしょうか。

怪獣映画の大まかな流れというと、

怪獣が暴れて街を破壊、なんとかして怪獣を止めるかやっつけるかする、よかったばんざい!

ですよね。
怪獣映画をあまり見たことがないと、映画で描かれるのは「破壊→やっつけ」がメインに思われがち。でも実際に怪獣が出現して暴れ出したとしたら……。きっと「なんとかして」のところが重要になってくるはず。

本作ではその「なんとか」の部分がとてもていねいに描かれています。ゴジラに対する「なんとか」の大部分は、みんながみんな「自分ができること」を精一杯やるということ。
「自分なんかいなくても……」と落ち込んでしまいがちなときに見たい1本ですね。


7. エスケープ・フロム・L.A.(Escape From L.A.)

監督:ジョン・カーペンター/主演:カート・ラッセル/1996年・101分

最初にご紹介した「死霊のはらわた2」と同じように、続編かつリメイク的な作りの本作!
前作となる「ニューヨーク1997(Escape from New York)」(1981年)と同じく、主人公スネーク・プリスキンを演じるのは「遊星からの物体X(The Thing)」(1982年)や「ゴーストハンターズ(Big Trouble in Little China)」(1986年)などの、カーペンター作品でもおなじみのカート・ラッセルです♪

孤軍奮闘するスネークは、元特殊工作員とはいえカンペキではない主人公。失敗するし敵にも捕まる、ある意味ではとっても人間くさいヒーローなんです。

カンペキじゃない人間でも、こうやって主人公になれる!そんなエールを感じ取ってみて!

8. 探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点

監督:橋本一/主演:大泉洋/2013年・119分

小説が原作の探偵シリーズ第2作!2018年現在3作目まで作られていますが、個人的にオススメなのが2です♪

「事実は小説よりも奇なり」という言葉があるように、意外とうまくいかない、キレイに終わらない、スッキリしないでモヤモヤが残る……人生ってそんなことが多いですよね。
マンネリが続いて気持ちがささくれていると、映画の「なぜかうまくいく」「なんやかんやでハッピーエンド」な流れにすら「ご都合主義」と腹立たしくなってしまうことも。

そんな素直になれないときには、うまくいかないすれ違いも見事に描いた本作を!
探偵と助手・高田のアクションもパワーアップしていて、スッキリするシーンとスッキリしないシーンとで、うまいこと気持ちがフラットになるかも!?

いくつになっても美を追求したい女性なら、本作が初登場となるバー「トムボーイズパーティ」フローラママの美しさにも注目♪

9. キングスマン(Kingsman)

監督:マシュー・ヴォーン/主演:コリン・ファース/2015年・129分

紳士の国イギリス製作の新しいスパイ映画です!日本では2018年に続編となる「キングスマン:ゴールデン・サークル」も公開されました。

キングスマンは、表向きはスーツを仕立てる高級テーラー。だけど本当は、国や地域に属さない独立したスパイ組織だったのです!
イギリスのスパイというとジェームズ・ボンドの007が有名ですが、キングスマンは007と肩を並べる存在になり得ると思っています。

主演のコリン・ファースが、ビシッとしたスーツにメガネ、そしてイギリス紳士には欠かせない傘で戦うアクションシーンが本当にかっこいい。
真面目すぎず、コメディすぎず、難しいことを考えずに見られるスパイ映画なので、頭をカラッポにしてリフレッシュしたいときに!

10. フロム・ダスク・ティル・ドーン(From Dusk Till Dawn)

監督:ロバート・ロドリゲス/主演:ジョージ・クルーニー/1996年・108分

最後は、私の「映画を見る目と頭」を変えてくれたロバート・ロドリゲス監督の1本です!
最初は、兄がジョージ・クルーニー、弟がクエンティン・タランティーノというキャスティングの、数々の強盗殺人を犯したゲッコー兄弟の逃亡劇。脚本も担当したタランティーノらしい展開が続くのですが……。

映画の前半と後半で内容どころかジャンルがまったく異なるという、それまで自分では考えたこともなかった展開にワクワクドキドキが止まりませんでした。
これを見て「映画って自由でいいんだよな」と思ったのです。

型にはまった考えから抜け出せず、行き詰まりを感じている人の思考を解放してくれる、そんな1本だと思います!

まとめ 好きな映画を楽しんで!

最初だしと思ってイキって10本も選んでみましたが、多いし長いですね!

映画は2時間くらいで頭も気持ちもグルグル動かしてくれる、すばらしい娯楽のひとつだと思います。でも、いろんな映画を見てみないと、意外と自分の好みってわからないもの。

とりあえず気になったものは手に取って見てみて、その中から「これは鉄板!」という自分のお気に入りを何本か見つけてみてください。
きっと人生のよき相棒になってくれるはずですよ!

好きなことを好きなようにほめています