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私達が漫才コンビなら、間違いなく私はツッコミだ。

ツキイチ恒例お泊まりデート。
いつものお店で、まずは瓶ビールで乾杯。
スパゲッティサラダ、マグロのお造り、焼き茄子、天ぷら盛り合わせ、牛バラ焼き、酢豚。
酢豚はメニューになかったけど、あまりにもいい匂いがしたのでカウンター越しに覗いて尋ねたら「ちょっと酢豚を作ってみてますねん」とのことで、出来上がったら下さいと即注文。美味しかった!
いつもは調理場から遠い席に座るのだけど(カウンターのみのお店)今回は調理場の目の前に座ったから気付けたラッキー。
これからはここに座ろう。
といいつつ、すぐ近くに別の良さげなお店を発見したので、次回は多分そっち。
飲みに行くと基本的にビール一辺倒な私が今回は甘いものが飲みたくなって最後の一杯はレモン酎ハイに。
最近めっきりお酒が弱くなったので飲みきれるか自信がなかったけど、飴さんが
「飲めへんかったら俺が飲んだるから大丈夫」
とのことで安心して頼んだ。
飴さんの〆の一杯は日本酒。
私たちの席のそばにテレビがあったので見ながら話しながら食べながら、ふと気付いたら飴さんの日本酒はほぼなくなってて私の酎ハイもほぼなくなってた。
まだ飲めへんって言うてませんがな!
3口くらいしか飲んでませんけど!
何でやねーん!

帰り道「まだ腹六分目」という飴さんの為にスーパーへ寄り道。
季節限定の芋まんじゅうが美味しそうだったのでかごに入れたら
「まんじゅう好っきやなー」
と笑われた。
そういえば一緒にスーパー行くとまんじゅうばっかり買ってる気がする。
最初「ラーメン食べたい」と言ってた飴さんは総菜コーナーで半額になってるナポリタンを見つけ、同じ麺類だからこっちでいいかなとかごに入れたものの、カップラーメンの棚の前を通るとそのことをすっかり忘れてカップラーメンも買ってた。
会計までは基本的に別行動でこの辺の飴さんの心の動きを全く知らなかった私が袋詰めをしたせいで(両方食べるのかなと特に疑問に思わなかった)帰宅まで気付かず、家で「何でラーメンとナポリタンがあるのー!」と嘆いていた。
何でも何も、あなたが買うたからですがな。
居酒屋でサラスパも食べたのに。
まぁナポリタンとは別物だけども。
ほんで会計の時に何で気付かへんの!!
あとラーメンのクチになってるのにナポリタンでええか同じ麺類やしってなる思考が既に私には意味不明!

飴さんはラーメン、私はまんじゅうを食べながらダラダラと仕事の話など。
職場で別部署の女性と話してて年齢を聞かれたので答えたら「私と同世代やん!」と言われ、3つ年上だと自己申告してきた、と。
(「言っとくけどな、俺から聞いたんちゃうで!俺は女性に年齢は絶対聞かへんようにしてるから!そもそも年齢に興味ないし!」とのこと。話の流れによっては別に聞いても良い気がするけど、男子は大変だなぁ)
「俺、老けて見られてるのかなー。3つ違ったら同世代ちゃうやん…」

もうね、ツッコミ所がね、もうね。

まず、年齢を聞いてきた上で同世代って言ってるんだから、老けて見られるは関係ないよ!
あと、3歳差って同世代ちゃうの!
判定厳しいな!
そして飴さんと私はまさに3歳差ですよ!
世代違うって思ってたの!?
知らなかったよ!!

というのを全部順番に言った。
老けて見える云々に関しては「あ、そっか…」と納得。
世代に関しては
「3つ違ったら違うやろー。別世代って感じするで」
「でも私と飴さんも学年で言うたら3つ違うで。知ってた?つーか私の年齢知ってる?」
「知ってるよ笑」
「私は飴さんのこと年上やなーと改めて感じることあんまりないんやけど、飴さんは私のこと年下やなーって感じる?」
「1回もない(即答)」

?????

「え、今3つ違ったら世代違うって言わんかった?」
「紺さんに対しては思わへん。しっかりしてるから。何なら俺の方が年下みたいって思う時もある」

それは、あなたが時々びっくりするような天然を炸裂させてくるからだよ…。
私はツッコミに忙しいよ…。

そんなこんなで夜も更け、さぁ寝ましょうとお風呂に入り、置き部屋着のタンクトップとハーフパンツに着替えようとしたら
「大丈夫?寒くない?」
と心配してくれた、そんな優しい飴さんはパンイチでした(暑い時期は家ではパンイチ派)。
あなたより着てるから大丈夫!
そういうところだよ!

でも、でも。
飴さんは私のことを事あるごとにしっかりしてるとかちゃんとしてるとか言うけれど。
「俺、紺さんがおらんかったらほんまにアカンと思う」
って言うけれど。
それは飴さんが私の理屈っぽくて可愛げのない性格をまるっと受け入れてくれてるから。
その一方でふにゃふにゃしてる私も
「紺さんはいつも頑張ってるんやから、俺といる時くらいリラックスしたらええねん」
って受け入れてくれるから。
飴さんが思ってるよりずっと、私は飴さんに寄りかかってるし支えられているんだよ。

元々デートの話から少々ダークな話題に展開していくつもりだったのに、書き始めたら全然違うところに着地してしまった…。
まぁこれはこれでいいか。
飴さんの天然伝説は色々あるけど、いつか機会があったら書くかも書かないかも。

そういえば。
普段飴さんと歳の差を感じることはほぼないけど、唯一感じるのが若い頃聴いてた音楽の話。
これは結構差が出る。
私が中1なら飴さんは高1、飴さんが中1なら私は小4だもんね。
だから飴さんが中学生の頃に聴いてた音楽の話なんかは私は知らないことが多いです。



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