プレスリリースにおける画像作成のすすめ
こんにちは、トラポルタです。ナビタイムジャパンでMaaS/CASE/交通データ事業(3つの事業が統合された事業)のブランドマネージャー兼デザイナーを担当しています。
今回はプレスリリースに添付する画像についてお話させていただきます。プレスリリースを発出する際のコツの1つとしてご参考になれば幸いです。
プレスリリースに画像が必要な理由
プレスリリースというのは、新商品や新サービス、新規事業、経営・人事など、その企業の新しい情報を、ニュース素材としてメディアの記者が利用しやすいように、文書や資料としてまとめたものになります。
そして、メディアに取り上げてもらえたら、ユーザーに情報をとどけやすくなります。
なので、まずはメディアの記者に取り上げてもらいやすい内容かどうかがポイントになると思います。
そして、本来の目的であるエンドユーザーに興味を持ってもらい、理解してもらう為に、ななめ読みでもなんとなくわかる内容にする必要があると考えています。特にキャッチとなるビジュアルについても、何を伝えようとしているのか直感的にわかるものが必要かなと思っています。
メインビジュアル作成の対応前後の比較
現在私の所属している交通データ事業単体でのお話になります。
2021年度のメインビジュアル
2021年度においてはデザイナーが所属しておらず、メインビジュアルというものは特に用意されていませんでした。よって、プレスリリースの内容を説明する画像がメインビジュアルになっているという状態でした。
確かによく見ればなんとなく道路の通行止めのことを言っているのかなとわかりそうですが、メインビジュアルとしては味気ないですし、直感的に内容が伝わってこないですね。
(実際のプレスリリース)
2022年度のメインビジュアル
2022年度においては、事業責任者からも直々にブランディングをお願いされたこともあり、私トラポルタが事業内全てのプレスリリースの監修およびビジュアル作成を担当しました。
こちらは担当した年度にて、ちょうど同じような内容のプレスリリースを発出した際のメインビジュアルです。
2021年の画像と比較して、どちらが目を引きやすく内容を掴みやすいでしょうか。
数字的な比較結果
上記のように、メインビジュアルを毎回作成し続けた結果が数字として表れました。
交通データ事業のプレスリリースをもとにした記事掲載数
2021年度(4月〜12月)
発出数 11件
メディア掲載数 199件 ※転載含む
2022年度(4月〜12月)
発出数 9件
メディア掲載数 318件 ※転載含む
このように明らかに差がありました。
もちろん発表内容による差もあると思いますが、平均すると1つのプレスリリースに対し、2021年度は18掲載、2022年度は35掲載と1.5倍の差がでていることから、メインビジュアル作成の効果は無いとは言い切れない結果となりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
せっかくプレスリリースを出すのであれば、より効果的に見せられたほうが取り上げてもらえる件数も増え、エンドユーザーに届きやすくなりそうです。
デザイナーがいない場合でも、プレゼン資料のタイトルをイメージして、内容を想起させる写真とタイトルコピーをつけるだけでも効果は少なからずあると思いますので、是非トライしてみてください。
少し話がそれますが、連続して大雨被害の分析を出しているという状況からも、近年大雨被害の影響が年々増加しているように感じます。本年もその可能性は否定できませんので、できる限り準備・対策を講じていきましょう。
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冠水地点の事前確認や、大雪時のチェーン規制を回避するルートも提供していますので、もしもの際はご活用ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。