しまなみ海道に行ってきました!(FTの話)
こんにちは。「Vimmerになりたいエンジニア」のせーじです。
ナビタイムジャパンでスポーツビジネス事業に所属し、Web フロント、バックエンド開発を担当しています。
内容に少しだけ関わってくるので、私の経歴について簡単に紹介します。
2021年4月
入社
2021月7月 ~ 2023年3月
所属:ビジネスナビタイム事業
担当:『動態管理ソリューション』のWeb フロント, バックエンド開発
2023年4月~2023年12月
所属:地図の研究開発部門
担当:地図配信サーバーの開発、運用
2024年1月~
所属:スポーツビジネス事業
担当:Web フロント,、バックエンド開発
趣味は自転車に乗ることで、毎週末ロードバイクでサイクリングに出かけています。
2023年 8月、9月、私は地図の研究開発部門からスポーツビジネス事業へ短期間のヘルプに行き、『SHIMANAMI JAPAN』というアプリのバックエンドの開発をしていました。
このような中、ナビタイムジャパンに入社して始めて to C 向けアプリの開発&人生初めての FT (フィールドテスト)に参加しました。本記事ではFTでの学びと気付きについてご紹介します。
『SHIMANAMI JAPAN』 とは
まずは私が開発に携わった『SHIMANAMI JAPAN』について紹介します。
このアプリは、しまなみ海道にサイクリングに訪れた方向けに下記の機能を無料で提供しています。
旅程の作成
しまなみの観光スポット情報の確認
走行中のおすすめ観光スポットのレコメンド
走行ログの保存・共有
プレスリリース
アプリ紹介ページ
FT が必要だった理由
FT とは Field Test(フィールドテスト)の略で、日本語で直訳すると「現地試験」「実地試験」という意味です。
新しいサービスや製品が実際の環境でどのように機能するかを評価し、改善点を見つけるために行われる重要なプロセスです。
今回開発した『SHIMANAMI JAPAN』の機能の一つに「走行中のおすすめ観光スポットのレコメンド」があります。
『SHIMANAMI JAPAN』ではこのように現地でしか利用できない機能がいくつかあったため、実際に現地に行き、アプリを使い、機能は正常に動作するか?改善点はないかをテストしました。
FTの日程
FTの日程について紹介します。
FTで実際に見つかった改善点
実際に走った結果、想像以上に改善点が見つかりました。分かり易い例を一部紹介します。
これらを踏まえて、下記のようにアプリを改善しました。
FTの重要性
一見、紙の上だけだと必要十分な機能があるように見えても、実際にアプリを現地で利用してみると、不足していると感じる機能や、ユーザーにとっては使いづらい UI などが見つかりました。
サービスを作る上で、ユーザー目線での開発を心がけていますが、それだけでは補えない部分があると感じました。
その点、FT に行くと実際のユーザーになって、アプリを使うので今まで見えていなかった課題や、改善点が多く見つかります。
想定外をできるだけなくし、ユーザーが気持ちよく便利に使えるようアプリを開発するには FT はとても重要だと思います。
ナビタイムジャパンは位置情報に紐づく機能やサービスを多く展開しています。そのため、ユーザー体験の向上、精度の向上のために、日常的に FT を行っています!
余談:『SHIMANAMI JAPAN』の個人的推し機能
『SHIMANAMI JAPAN』を実際に現地で利用してみて、個人的にとてもいいと思った推し機能について紹介します。
『SHIMANAMI JAPAN』では旅程の作成、観光スポット情報の確認、走行中のおすすめ観光スポットのレコメンドなど実際に使ってみて楽しい&便利だと感じる機能が多くありますが、個人的に一番いいなと思った機能は走行ログの共有機能です。
この機能を利用することで、任意の写真と実際の走行ログから共有用の画像を作成できます。
色のスタイルは文字色、背景色の組み合わせ、全8種類から選ぶことができ、写真や好みにあった画像を作成できます。
また、左上に現れる線(赤枠内の線)は
実際の走行ログの軌跡を反映しています!
走行ログ × 写真 × 色で、オンリーワンの記録が作成でき、様々な SNS で共有、または画像として保存することで楽しめます!楽しい!
また、走行途中でも共有の画像は作成できるため、休憩地点で写真を撮影、都度画像作成といった使い方も可能です。
最後に
今回の『SHIMANAMI JAPAN』のバックエンド開発は「やってみないか?」というお誘いを受けてチャレンジしました。
サービスのバックエンドを初めて1から作る & 普段使わない言語、フレームワーク ということで自分としてはかなりチャレンジングなものでしたが、周りのサポートもあり無事リリースできたことをありがたく思っています。
読者の方で、今後機会があれば、是非『SHIMANAMI JAPAN』を利用してみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。