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発熱も悪くない

健康ばかり続かない。
 
呼吸器から侵入してくるカビや病原菌が体の中で増殖しないように見守り戦う訓練を毎日行っています。
 
これが発熱です。
「医学的には自然免疫による体への侵入を阻止すること」
ですから発熱も悪いことではありません。

体の防御作用の訓練をしている状態です。
 
まず第一の防御前線が 唾液です。

口腔内に侵入してきたウイルスは唾液に吸着します。そこから胃粘膜へ流し込み胃酸で殺菌されます。

これが第二の防衛線です。

毎日の生活でこの繰り返しを行っています。
大きな病気にかかりにくい状態はこの訓練が正しく行われているからです。

唾液の循環、さらに涙の循環、鼻腔粘膜の活性化で吸着させて免疫を常に活性化させています。

無菌状態の生活が続くとその後通常の生活に戻ったときには、
免疫の訓練ができていないと、防衛機能が低下していて、
大病することがわかっています。

自然免疫から獲得免疫が発動され全身の防御態勢がとられることが、高熱による倦怠感です。

こうやって体が健康でいられる状態を維持しています。
 
宇宙飛行士が無菌状態の宇宙船から帰還すると、地峡上では様々な雑菌に出会い、しばらくはちょっとした風邪をひく時期があるというのもそのためです。

ですから発熱も悪いことではなく、防衛力を高める訓練期間だと思ってください。
発熱した後は体が元気になっています。
たまの発熱は健康の準備だと思ってっください。

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