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文トレ DAY8 出雲の雲は独特。

今回の旅行中、「出雲の雲は独特」という事を聞く。
それをモチーフにした器が初日の夕食で出てきた。

独特の形の「雲」が描かれている。

あっ! ここ、出雲という地名にも「雲」が使われている。
もしかしたら、地名の由来は、この独特な雲にあるのかもしれない。

気になったのちょっと調べてみるが、これ!という情報に辿りつけない、
また、今度調べてみよう。(眠たい)

この旅行で撮った雲を並べてみる。

出雲大社「勢溜」
ホテルの部屋から
お皿の雲にちょっと似てる?
きららビーチ
日御崎神社
経島

たしかに、独特な雲が・・・・。

翌朝、気になった事を調べてみる。

もっとも知られているのは、『出雲国風土記』に記載の「八雲立つ国」説。
たくさんの雲がわき立つ様子から命名されたとする説です。
江戸時代の歴史学者・本居宣長もこの説を支持しています。
風土記というのは、和銅6年 (713年)に国が命じて、国内各令制国ごとに風土などをまとめた地誌のようなものです。ただし、現存するのは数ヶ国分のみで、完全な形で残るのは出雲国のもののみです。
他にも、明治〜大正期の地理歴史学者・吉田東伍(よしだ とうご)の雲を祀っているという意味の「厳雲」説。水野祐の海(=藻)を祀っている(=出雲大社)という意味の「厳藻」説、さらには山岡浚明「出づも」説、鏡味完二「霊主も」説、小川琢治の入江を意味するアイヌ語「エトモ」転訛説など、多数の説があります。

コトハナ 制作室『出雲国の地名由来 〜 実は雲は関係ない?』https://fuuraiki.com/izumonokuni/

「コトハナ 制作室」の見解では

  • 出雲郡出雲郷が地名発祥地

  • 「出ず」+「積も」を意味する

  • 斐伊川河口付近にできた三角州(デルタ)が由来

  • 現在の出雲市の旧斐川町西部あたりが出雲郷推定地

ということで、「雲」は名前の由来では無いという結論に至っている。
これも、「諸説あり」の一つ。

正しい、正しく無い。という判断は、クイズや、試験で必要な知識。
僕は、それをどうこうしようとは思わない。
いろんな人がそれぞれ、真剣に研究すれば、違う答えがでてもおかしくない。

でもね・・・・
由来は諸説あるが、「出雲」という地名の持つアイデンティティには、
雲が欠かせないと思う。
結果「出雲」となるように、ネーミング担当の神さまが、デザインした。
と思うと楽しい気分にさせてくれる。

「地名の由来は、この独特な雲にあるのかもしれない。」
とインスピレーションが起こった事をちょっと自慢したくなった。

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