新自己啓発

環境を変えようとする自己啓発の手法は時代遅れ。新しい自己啓発とは。

どうもナバターです。

今回のnoteでは、久しぶりに自己啓発に関しての実践方法に関して、語っていこうかと思います。

先日投稿したnoteにも書いたのですが、自己啓発といってもさまざまな方法論があり、その中の一つにも位置づけられるコーチングという手法にも多くのやり方があるということを紹介してみました。

資格取得、語学学習なども含めれば、自己啓発といっても無数のやり方があるといえるのではないでしょうか。

資格取得にもいろんな種類ややり方があるでしょうし、語学学習もさまざまな言語や学び方があるように自己啓発も同様にいろんな手法があるようです。

自分も資格取得や語学学習にも取り組んでいた時期はあるのですが、これほどたくさん世の中にさまざまな自己啓発があふれているのは、なぜなのか。

ちょっと考えてみようと思います。

今の環境を無理くり変えようとして、自己啓発にどっぷりハマりこむというパターン

これは自分の経験でもあるのですが、今いる環境を変えるために自己啓発そして自己投資にのめり込んでいくことがけっこうあるようです。

自分も過去にけっこうな高額講座やセミナーなどに参加しましたが、その時の環境を変えようとして、奮闘していたように思えます。

セミナーに参加することで、一時的に気分が高揚することもあったのですが、セミナーからしばらく経つとその高揚感も冷めてしまって、心理的には以前のままということがよくありました。

一般的な自己啓発本などでも一時的に気分が盛りあがるように思えたこともありましたが、やはりそれも一時的で継続性がないなと感じていました。

これらのことから、わかってきたのですが、今置かれている環境を変えようとして、自己啓発本を読んだり、セミナーを参加したり、高額講座に参加したり、コーチングを受けたりとしていたので、今思うとかなり非効率的な方法で自己啓発に励んでいたのだなと感じます。

ところが、そのような手法が今の自己啓発の主流のようです。

どんどん自己投資に励むこと=どんどん成長している人みたいな感じでしょうか。

ただ学ぶ方からすると、極めて非効率なのですが、提供する方からすると、高い金額が取れるので好都合というだけの話なのですが。

しかし結局そのような自己啓発で成果の出せる人が最終的には減ってしまっては意味がないと自分は思います。

無理やりセミナーや講座などで環境を変えるという現在の主流の方法では今後の広がりは見込めないでしょう。

学ぶ側のメリットがほとんどないですから。

昨今は人生を変える、お金を稼ぐというよくみかける自己啓発から、今の時代にあわせた独立起業、社会貢献、社会運動、政治参加、副業、情報発信といった比較的身近なキーワードもみかけるようになってきています。

人生を変える、とてつもない大金を稼ぐというものから、少しスケールダウンしていますが、副業で稼ぐ、情報発信でのブランディングなど割と一般的に馴染みのあるものに変化しているように感じます。

これも自己啓発が一般化してきているというより、人生を変える、大金を稼ぐという従来型の非現実的な自己啓発から、割と現実的なところに自己啓発が移行してきている流れなのかなと自分は考えています。

成功して大金持ちなるとかのよくわからない占いレベルの成功法則よりも、独立起業、社会貢献、SNS活用法などの方が一般的に具体性があって、関心が持たれやすいと思います。

それでも情報発信や副業などに取り組むというのは、現実的で具体的ですが、環境を変えるというところはいっしょなので、自分はまだ非効率であると感じています。

社会貢献といっても、目に見える貢献となると、それこそ最低でも何十億というお金がないとどうしようもないという現実に立ち向かわなければならないので、心理的にしんどいでしょう。

つまりは自己啓発としても、非効率であるということです。

自分は今の環境を変えるという自己啓発の手法が非効率であると考えているので、次により効率的でパフォーマンスの出る自己啓発について考えてみようと思います。

環境を無理やり変えるのではなく、自分の考え方を変えるというのが今後の自己啓発の主流へ

副業に取り組む、情報発信を積極的に行う、住む場所を変えてみる、働く場所を変えるなど何でも良いのですが、これらは今いる環境を変えるというところが共通のポイントになっていると自分は考えています。

まぁ本来の自分の考え方を変えていこうのが、本来の自己啓発の基本的な考えと思うのですが、それだと今ひとつ一般に馴染まなかったのか、最近は副業、情報発信、独立起業、フリーランスで働くなどビジネスを成功させて、自分を変えていこうという情報を受け取ることが多い感じです。

つまり環境を変えることで、自分を変えるという手法になりますね。

自分が学んだコーチング、それから最近取り組んでいるバイロン・ケイティのワークなどの自己啓発では、人生を変えるとは環境を変えることでも、ビジネスで成功して、社会的成功を求めることでもなく、社会貢献活動で社会の変革を促すことでもないと理解しています。

結局は自分の考え方を変えるということが、1番の重要なのではないかと考えています。

現実に起きている物事の捉え方が変わるといっても、いいかもしれません。

マスコミ報道などは多くの人は、事実(ファクト)を報道していると認識していますが、あれも実は記者という目線を通りしている時点で、本当に事実であるかどうかはわからないと自分は思います。

情報を判断するための材料は提供するけども、それを事実判定するのは視聴者や読者であるのが前提でないと、ジャーナリズムもおかしなことになってくると思います。

事実を決めるのが、報道機関ということになってしまいますからね。

自己啓発を学んでいようが、学んでいなかろうが、現実に起きていることに自分が事実判定を下して、これは現実であると勝手に認識して、判断するのが人間の思考なので、どのように自分が物事を捉えているかということを学ぶのが新しい自己啓発になるかなと思います。

「自己啓発」というと敬遠されてしまって、なかなか伝わらなくなってしまう場合もあるのですが、自分がどのように物事を考えているかということを探求する手法や方法論と考えて、もうちょっと一般的に広めやすいワードがあれば、知らない人にも敬遠されることもなくなってくるかなと思います。

新自己啓発とか真・自己啓発、超自己啓発、自己啓発2.0・・・

そのうち自然発生的に出てくれば、良いのですが・・・

個人的には、「ライフクエスト」とかはどうでしょうか。

洋書のタイトルぽいですが、自己啓発よりは、そこまで敬遠されにくいかなと思います。

とりあえず20代前後の人にもサッと認知されるようなものになっていけばよいかと思います。



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