コロナ禍で無事にドイツ入国達成！〜ドイツ渡航　出発編〜

前回の準備編を読んでいただきありがとうございます。
それでは、いざ〜出発編〜を。

出発当日のスケジュール​

6:00　 起床
7:00　 出発の準備
8:00　 PCR検査を受けに病院へ（西梅田）
9:00　 病院が開くまで待機
10:00   西梅田シティクリニックにてPCR検査
11:00　帰宅＆回転寿司屋で腹ごしらえ〜出発の最終準備
15:00　PCR検査の結果を受け取りに車で西梅田へ
17:00　PCR検査結果を病院にて受け取り
             →車でそのまま関西国際空港へ
18:00　関西国際空港到着→和食屋さんで腹ごしらえ
20:00　チェックインスタート（エミレーツ航空）
21:00　出発ゲートへ＆出国審査
23:00　搭乗開始
23:35　離陸
===関空〜ドバイ　10時間のフライト===
4:30　ドバイ到着（現地時間）
===ドバイにて乗り継ぎ　4時間の待機===
8:30　ドバイ出発（現地時間）
===ドバイ〜ハンブルク　6時間のフライト===
13:00　ハンブルク到着（現地時間）

不安と楽しみな気持ちが7:3くらいで朝からなんだか
お腹がずっと気持ち悪い。
アドリブには強いけど、事が始まるまでの準備時間とか
待ち時間中の緊張にはめっぽう弱いんです、私。

第１ミッション：PCR検査

前回の準備編で書いていたTeCot（テコット）で検索をして、
24時間以内に英文陰性証明書がもらえる西梅田シティクリニックにて
検査を受けることに決めていました。（予約不要）

この病院のホームページには土曜午前診察(10:00〜）だと
結果を当日の17:00〜18:00に受け取り可能とあったので、
フライトを土曜にした、というのもあります。

出発当日は両親が車で空港まで送ってくれるということもあり、
スムーズなスケジュールになるように前日から考えていました。

この病院とはLINEでも質問などのやりとりが気軽にでき、
１ヶ月前から
当日受け取りが必須なため可能であること、
土曜診察であれば平日診察よりも早い時間に結果を受け取れること、
などをメッセージで確認していました。

また検査結果をPDF添付のメールで受け取り可能とあったので、

検査を午前中に受けて、一旦帰宅してそのまま空港へ向かい、
メールで結果を受け取った後に空港のコンビニで印刷をすればいい、

と考えていました。

しかし！！

この計画は実行不可能なことに出発前日に気づきます。

もともとオーストラリアにいた頃から
グーグルマップで場所を検索すると同時に
レビューをチェックすることが習慣づいていたのですが、
そのレビューの中に、こんなコメントが。

”検査結果は19時にもらえるとウェブサイトには
書いてあるが、実際もらえたのは深夜だった”

このコメントを見たとき、一瞬、心臓が止まるかと思いました。
（ちょっと大げさ）

このコメントは英語で書かれていたので、外国人の方が
書かれたものであるのは確かでした。

レビューだし、いろんな人がいろんな状況の中で書いている。
そう思いながらも、深夜では困ると私は真剣に焦りました。

そこで、私はすぐにLINEで病院にメッセージを送りました。
検査結果が深夜になるというレビューを見ました、と
正直に説明をして確認することに。

すると、フタを開けるとやっぱりそれは本当らしい。
おいおい、聞いてないぞ、と私はまじ焦り。
ただ聞くところによると、

検査結果を直接受け取りの場合：　17:00〜18:00に病院で受け取り可能
検査結果をメール添付で受け取りの場合：　20:00以降になる

ということでした。
（レビューに書かれていたのは、おそらくメール添付で結果を受け取ったと思われます）

それならメールが来るのを待って不安になるより、
直接、受け取りに病院へ行こうということに急遽スケジュールを変更しました。
その時の確認では、17:00には必ず結果を受け取れますよ、
とメッセージをいただきました。

結果、当日の17:00には検査結果を無事受け取ることができました！
確認しておいた本当に良かった。

それまでのLINEでのやりとりも私の説明が悪かったわけでも
病院側の返信が悪かったわけでもないのですが
どこかで意味の行き違いというか、言葉足らずな部分があったのでしょう。

何事も確認するときは、ちゃんとこちらが伝えたい・確認したい内容を
相手が理解しているかチェックすることが大切ですね。

第２ミッション：空港でのチェックイン

今回の渡航はいつもの旅行と違い、一切のミスが許されません（自分的に）
出発日当日も出発日以前までも何度も必要な書類や
パスポート、その他の手続きなど、何度もチェックを行いました。

準備編でも書いたように必要書類の中に、

Digital Registration on Entry（DEA）

という電子入国証明書があります。（ドイツ入国に必要）

前日に彼ともチェックをしていたのですが、
どこの国からドイツへ渡航しますか？という最初の質問に、
「Japan」と入力すると、その次のページに
”あなたは手続きの必要ありません”という画面になりました。
そのため、彼とも必要ないのかな、という話になり
電子証明書の取得を行なっていませんでした。

しかし、ここでも予想外（ちょっと予想はしてたけど）の展開が！

エミレーツ航空のチェックインカウンターで
手続きをしていると航空会社のスタッフの方に、
DEAはありますか？と聞かれました。

アーーーー出たーーーー

と思いながら、
”手続きしようと思ってしたんですが、
日本と入力すると不要ですという画面になったんです”
と説明すると、

エミレーツ航空利用の場合、ドバイ経由なので、
「日本+ドバイ」と入力しないといけないんですと言われてしまう。

ドバイは、ドイツ的にDEAが必要な国になるので、
今ここで入力してくださいという流れになりました。

その日はチェックインする人が多く、私がDEA取得の手続きを
スマホで行なっている間もカウンターには
めちゃくちゃ背の高いヨーロッパのお兄さんが手続きにくる。

私（身長148センチ）と並ぶと巨人と小人。
チェックインカウンターでもたついている私を
心配そうに遠くから見ている両親。

予想はしていたけど、少し焦りながら取得手続きを進めていく。
無事に取得も完了して、チェックイン手続きも完了。

父と母の元へ戻った時にはチェックインができた
安心からか少し泣きそうになりました（これは本当）

チェックインの小話としては、荷物の重量ストーリー。
今回の私のチケットだと、

受託手荷物　25キロ
持ち込み荷物　7キロ

までだったのですが、
まずスーツケース（受託手荷物）を荷物台に乗せると

25.1キロ

と表示されました。
まあ0.1キロはスルーしてくれるだろうと私も安心。

次に持ち込み荷物（パソコンなどが入ったリュック＋手提げバッグ）を乗せると

10.1キロ

と表示されました。
これはあかん、と思いましたが7キロまでというのを
知ってると思われたら超過手荷物料金を支払わないといけない、
と思い何か言われるまで黙っていました。

するとお姉さんも無言で、タグに5キロ、2キロと書いてくれ
なんとかスルー。
ありがとうございます、あの時のお姉さん。

と、いろいろありましたが無事にチェックイン手続きも完了し、
涙の両親との別れを後にして、荷物検査、出国審査と終えました。

第３ミッション：ドバイ乗り継ぎ

なんとか日本を出発して、関空〜ドバイ間の機内は爆睡。
今はコロナ禍ということもあり、飛行機は普段と比べると
もちろんガラガラ。
エミレーツ航空はヨーロッパの国々へ帰る人たちの利用が多く、
私が予想していたよりは多くのお客さんがいましたが
それでも３列席は私だけで３席使って寝転ぶこともできました。

ドバイ到着後、飛行機から降りてハンブルク行きフライトの
ゲートまで歩く、歩く。
ドバイの空港は初めてでしたが、大きかった。

旅行会社勤務時代の仲良し同期からもドバイの空港は
いきなりゲート番号が変わることもあるから
こまめにチェックしておいた方がいいよとアドバイスももらっていました。
ちゃんとゲート番号もチェックして、無事にゲートに到着。

ドバイの空港はすごく活気付いていました。
ドバイ自体が国境封鎖をしていないのもあるとは思いますが、
ヨーロッパの国々へ帰る人たちの乗り継ぎ地になっていることもあり、
お店も通常通り営業していたし、コロナ禍とは思えませんでした。

4時間の乗り継ぎ待ち時間。ポケモンGoをしたり、kindleで
本を読んだりと時間をつぶしました。

搭乗時刻の少し前からセキュリティによるチェックが始まりました。

映画に出てきそうなガタイのいいお兄さんによるセキュリティチェック。

ここでは、PCR検査の陰性証明書、パスポート、DEAを提示します。

余裕だろうと思っていたのですが、まさかの事態がまた発生。

私のパスポートを見て、やたら多いスタンプの数に
セキュリティのお兄さんは困惑。

私のパスポートは10年間用で
バックパッカーでいろんな国を周っていた時、
旅行会社勤務時代の出張の時のスタンプで
普通の人より明らかにいろんな国のスタンプやビザのシールが多いんです。

そこでまさかの質問攻めにあう始末に。

６ヶ月以内にいた国は？
→日本とオーストラリアです。

オーストラリア以前に行った国は？
→えー覚えてない。。。けど、多分フィリピンかな。。

今まで何カ国行ったの？
→エーー３０カ国くらいだけど、全部、コロナが始まる前だよ

そのあとも彼はペラペラとページをめくりながら無言。。
変なこと言いださないでよ、と思ってたら

アリガトウゴザイマシタ
サヨウナラ

って言われた。

エーーーーー（笑）

って思ったけど、私もアリガトウゴザイマス
って返しといた。

そして、無事に飛行機搭乗開始！！
ハンブルク行きだから当たり前なんだけど
ドイツ人らしき人がたくさんいました。
あとはアラビック系の人や意外にアジア系の人も
数人いて、なんだか安心。

ハンブルク行きのフライトもガラガラで
３席全て使って寝たり、映画を見たりしていました。
エミレーツ航空は機内食も美味しかった＾＾

さあ、ハンブルクに到着！！！

空港で待ち受けている最後のミッション　入国審査！

コロナ禍で無事にドイツ入国達成！〜ドイツ渡航　到着編〜に続く