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写真展をやってみよう!第3回「ステートメント」編

こんばんは。
前回、写真展のコンセプトが固まったので次はステートメントについて考えてみようかなと思います。

順序としては、先に展示写真のセレクトや場所と日時の選定をしてもよいのですが、意外とすんなりコンセプトと展示のタイトル
が決まったのでステートメントを考えようかと思います。

ちょっと待って。

ステートメントってなによ?

Google先生に聞いてみました。

ステートメント [2]【statement】
①政治や外交について公式に発表される意見。声明。声明書。 「首相が-を発表する」
②コンピューターのプログラム言語で記述された文。コンピューターに動作を指示する。

weblio辞書より引用。

ふむ。なんか分かったような。分からんような。
写真におけるステートメントについて「ステートメント 写真」でさらにググってみた。

参考にさせてもらったサイト。
なるほど。ステートメントとは、ざっくり言うと作品の説明書みたいなもんか。
「自分の作品をどういう意図で制作したのか」、「その作品を通して鑑賞者に何を伝えたいか」
などを説明するテキストだったり作家の写真に対するアチチュード(姿勢)を示したもの。

と解釈しました。

自分の作品を客観的に言語化してプレゼンする…

苦手なやつだ。。

余談ですが、インスタやTwitterで写真にキャプション添える人いるじゃないですか。ポエムみたいなの。あれ「よく次から次へと言葉を思いつくなー」って感心します。ディスってるわけでは決してなくて、その感受性や言葉を紡ぐ才能が羨ましいです。こっ恥ずかしくて僕には無理だ。。

僕は写真の教室とかワークショップなどに参加したことがないので、勝手なイメージなんですけど、参加者にステートメントやキャプションを考える課題が出されてる印象です。それと、写真コンテストでもステートメントやコンセプトの提出が求められることありますよね。

写真撮ってて楽しいじゃダメなのかよ?(逆ギレ)

音楽に置き換えると、歌詞の意味とかいちいち知りたい?アーティストが、一から十まで説明しないといけない?リスナーそれぞれの解釈に委ねちゃダメなの?表現者が一つの解を示すと「そういうもんか。」って思考停止して多角的な思索が深まらない僕みたいな人も出てくると思うんすよ。

って、素人考えながら常々思うんですが、アカデミックな教育を受けたわけではないので、ここは郷に入っては郷に従え。なのれす。

というわけで、

写真展会場の入り口に掲出するとしたら・・・

と妄想しながらステートメントを考えてみましたよっと。

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ふー!ポエムー!

抽象的で詩的なテイストで、なおかつ写真にあまり馴染みのない人でも興味を持ってもらえるように意識して書いてみました。

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こっちは、より具体的に時系列に沿って展示内容を示唆する説明的な内容かつ機材オタクな面を前面に出してみたテキスト。
2パターン作ってみた。

せっかくなので、インスタのストーリーでフォロワーのみなさんにアンケート取ってみました。

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予想通りの結果。

このnoteの連載もそうなんですが、制作過程を共有することでライブ感というか自分もお祭りに参加してる感を出したくて、今回はこういう試みを行っております。

アンケートといえば、ステートメントと合わせて告知用画像(フライヤー画像)を数パターンデザインして、フォロワーさんに投票してもらったんですよね。

ステートメントについて書いてると思いの外、長くなったのでまた次回。

ではまた!

いただいたサポートはフィルム購入と現像に使用させていただきます!