広告をつけない、PVも気にしない「縁側なび」はどこを目指しているのか？
縁側だけに特化したウェブメディア「縁側なび」を運営して7年。7年前（23才）はPV数を気にしていたが、今は年間PV数がどのくらいあるかわからないし、さほど気にしていない。（この2年くらいGoogleアナリティスクが見れなくなってしまったからなのだがw）
じゃあ何のために運営しているのか？広告もつけていないメディアはどこを目指しているのか。
縁側なびはどこを目指しているのか？
よく聞かれることであるが、壮大な夢としては、縁側のある家に住む人が増えて欲しい。
縁側はすごいぞ〜。日本の四季を感じられやすいし、座ってるだけで癒されるし、太陽を浴びられるからセロトニンも増えるし、家がちょっと広く感じるし、あいまいな空間だからこそ変幻自在で多目的な空間になるし、近所の人とちょっとしたコミュニケーションだって取れる。
しかし、この縁側の魅力に気づいてもらう必要がある。だから、メディア運営にとどまらず、自分の結婚式さえ縁側ウェディングと称して古民家で結婚式をしたし、京都の町家で縁側写真展をやったり、東京や鎌倉で縁側ツアーもしているわけだ。
縁側の魅力に気づいた結果、縁側を切り口に空き家だった古民家に住んでくれたりしたら空き家問題解決の一助になるし、新築で縁側のある家を建てたとしても、100年後にはイケてる日本家屋になっているかもしれない。
縁側なびをみて縁側のある家に引っ越した人がいる
メディアは広告収入のためにPVを稼ぐことが重要だ。
でも、私が運営する「縁側なび」は
✔︎縁側の魅力に気づく
✔︎縁側のある家に興味を持つ
✔︎縁側のある家に住む
だから、PVよりも読んでくれた人がどういう行動を取ってくれたかが大事。普通メディアを運営するなら、売り上げをあげた方がいいのだが、私のメディアは違う。目に見えないことが縁側なびの成果なのだ。じゃなかったら7年も続けられない笑
たまに「縁側なび」みて縁側のある家に引越しました！とか、古民家に引越したよ！とか、家づくりで縁側なびを参考にしてます！と言われるのが一番嬉しい。
7年前に知り合ったヨハクデザインさん。当初から縁側なびを応援してくれていたこともあるが、まさかオフィスを古民家にするとは。これはご本人にも確認したけど、縁側なびの影響だそうだ。
あと、最近一番びっくりしたのが、石黒さんに縁側なび読んでます！と言われたことだ。実際に逗子に移住されるし、平屋の古民家をフルリノベーションするらしい。石黒さんの物件を担当する建築家さんが、もともと知ってる建築家さんだったので、より一層出来上がるのが楽しみだ。
つまり、縁側なびのカスタマーサクセスというのは、縁側なびを読んだ人（カスタマー）が縁側のある家に住んでくれることなのだ。（※カスタマーサクセスの定義でツッコミ入れるのはやめてwしっくりくる言葉がこれなのよ）
だから、縁側のある家に住んだよ！とか縁側なびの影響でこういうことがあったよ！ということがあればぜひ教えて欲しい。
とはいえ、まずは縁側に座ってみたいと思った人は、この都道府県から探したり、以下のおすすめを読んで欲しい。
1人でも縁側に興味をもち、縁側暮らしを始める人が増えたないいなと思っている。
サポートありがとうございます。育児の息抜きに、タピオカミルクティを飲ませてください。