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日記 - おいしいもの


ヤングコーンが好きだ。
とうもろこしを若採りしたもので、
ベビーコーンとも呼ばれる。


ひげと、数枚の皮を残してグリルで丸焼きにする。
焼けたら皮をむいて、塩をぱらぱら。
ひげまでいただく。
じゅわっと甘い。焦げたひげの風味もよい。
むいた皮は乾燥させてから煮出すと
とうもろこし茶として楽しめて、これもまたよい。


そろそろ出る頃かしら、と地場産を扱うお店へいそいそと出向く。
とうもろこし売り場を発見するも、ヤングコーンは見当たらない。
昨シーズンは5〜6本ぎっしり詰まって一袋で売られていた。何しろ、焼いて塩をぱらぱらとかけるだけでおいしい。皮もひげも余すことなく使えるすばらしい野菜だ。
わたしはお酒をそんなには飲まないけれど、
アテにぴったりだと思う。
酒のアテで米を食べて育ったためか、(母がアル中だった)、今も
アテ的なものをおかずに米を食べることが多い。


きょうはベビーコーンには当たらず、しかし好物のスティックセニョール(茎ブロッコリー)と
アレッタ(ブロッコリーとケールの掛け合わせ)が並んでいた。
どちらにするか迷って、アレッタを買った。
この時期のやわらかい空芯菜も好き。
炒めて塩とオリーブオイルをかける。
シンプルにうまい。


ごちゃごちゃした料理が苦手で、
一人暮らしを始めたばかりの男子のごとく
切る、焼く、炒める、茹でる
などの、簡単な工程を好む。
味つけはシンプルに塩胡椒とオリーブオイルが好き。
先日、ボイルのちっさい烏賊を食べたけれど、
酢味噌で食べるのが最高においしかった。
もちろん米がすすんだ。


塩は天然塩を3種類、なんとなくで使いわけている。白とピンクと黒くて臭い塩。(言い方)
硫黄臭いのだけど、それがまたよかったりする。
こしょうは、あらびき、パウダー、ヒハツ。
やはり3種類。
醤油は濃口と薄口をひとつずつ。
みりんはない。
代わりに「味の母」というものをつかっている。
まろっとしていてやさしい。
味噌は手前味噌。今は前年に仕込んだものを使い切って、次の仕込みとの端境で空っぽ。
HIKARIやマルカワみそを大きなタッパーに入れてブレンドして使う。
砂糖はきび砂糖から原料糖(もったりした質感の)にしてしばらく経つ。甘さが穏やかになった。くどい甘さが苦手なので、今ぐらいでちょうどいい。


今年は梅仕事をしそびれている。
いつだったかラムで漬けた梅酒、意外とおいしかったな。
梅が手に入ったら、ラムを買ってこよう。

読んでいただいてありがとうございますꪔ̤̮ また覗きにきてくださいな⋆⸜ ⚘ ⸝⋆