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日記 - ご安全に

車の安全祈願(初)へ。
前の愛車と別れて次の車をお迎えし、間もなくひと月になる。
本来ならもう少し早くにご祈祷いただくものかもしれないけれど、体が本調子でなかったり、氣が乗らなかったり。なんやかんやで先延ばしになっていた。
これまで乗ってきた車ではご祈祷をお願いしたことはなかったけれど、なんとなく行ってみたい氣になり調べていたのだ。


どこかで小耳に挟んだのは、
「ご祈祷」というのはお寺で、
「お祓い」というのは神社らしい。
なんとなく逆のイメージがあった。


お寺は「護摩祈祷」ってあるし、
「祈祷」なんよね。
神社は白いしゃかしゃかしたアレで「祓う」から「お祓い」なんだそう。
といいつつも神社の受付を見ると、
「自動車の御祈祷」という文言があったので
神社で「ご祈祷」も合っているのかもしれない。



無事にご祈祷して頂いてすっきりした。



⛩️🌿⋆*🚙



夏の間だけ、神社とかお寺とか、
それに近いところに住みつきたいなあと常々、思っている。十代の頃からそんなことを言っているので、当時父からは、
「カァーッ!じゅーくはたちなんて一番楽しい時期なのに隠居したジジイみたいなこと言うとらんで、友達と遊んできたらどうなんだね」と言われた。
「きゃぴきゃぴ」ができなかった。
したいか、と言われたら、したくもなかった。
「遊ぶ、とは」「友達、とは」と などと
思案し始めたが最後、答えの出ないまま氣づけば四十目前である。
「きみももう立派なババアだのう」とは父の言葉である。唐突だったので聞き間違いかと思ってキョトンとしたが、
父ははっきりと「ババア」と繰り返した。


「えっ…?ジジイにババアって言われた……」
「いやジジイって誰だよ!!!えっ、ワシ!?ワシってジジイなの!?」
「ジジイじゃないなら何なんですか!!ババアですか!!」
「ババアはきみだろう」
「キーーッ!!」


くだらないやりとりを、古希の父とした。


これまでお寺や神社、と喩えをあげてきたけれど
緑が鬱蒼としていて『氣』が整った静かなところで、自然を感じながら暮らしたい、という意味でわたしはずっとそうやって言ってきたんだろうなあ、と今は思う。
それなら古民家の世話をするのも、楽しそうだ。
掃除と修繕、草引き。雨戸を開けて部屋に風を通し、お仏壇のお水を変える……そういうことで、代わりに日中滞在させてもらえないかしら、と思う。


木造のおうち、土や草のある場所が恋しい。
「アトリエ」「工房」というか
そういう場所がひとつ、ほしい。
籠ってものづくりに勤しみたいと、思う。


風の抜ける家で。
雨を眺められる家で。
季節を愛でたい。


立ち寄った茶店からの風景。緑がやさしい。
網戸がないので景観は最高。読書や執筆も捗りそう。
(もし住むのなら網戸必須)


「暑いときこそ熱いのよばれ」は亡祖母の言葉。
氣温34度だけど、にゅうめんを選んだ。
あとから来たお客さんもにゅうめんを頼んでいた🍥
あつあつを、ふうふう言いながら食べた。
おいしかった。
神社と神社のあいだにある茶店。おちつく。




背の高い木々に囲まれて陰が多い。日傘要らず。


最近この手の「字」が氣になる。今期久々に大河ドラマを観てるせいかも。単純。素直。
(綾瀬はるか主演作ぶりに大河を観ています)




駐車場と鳥居までの間は、コンクリートの照り返しがきつくジリジリと暑い。
警備している人たち、たいへんだろうなあ。
空調服を着ていたとはいえ、白い手袋までしている。中で作業してる方も暑そうだった。
皆さま、ご安全に。



この夏も、無事に乗り切れることを願って。

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