必死な彼と私
朝目覚めて布団の中から若い女性のInstagramを眺めた。
京都のカフェでの写真に彼がコメントしている。
なんかよくわからないコメントだがとにかく褒め称えたかったようだ。
若い女性からは「う、うん。ありがとう」とコメント。
必死だな。
それを食い入るように見ている私も必死だな。
今年の春頃、2人は北海道に行っていた。
若い女性は今回と同じような雰囲気で投稿。若い女性を褒め称える彼のコメント。
彼は旅行のお土産を私にくれて、1人でいったふうに楽しそうに話していた。
今回もお土産あるかな。ちょっと楽しみ。
正直、胸苦しさはあるものの彼に対しての怒りのような感情はない。
私はきっと彼への感情が「0」になるのを彼を眺めながら待っている。
胸苦しささえも感じなくなれば大丈夫。
そうしないと彼から離れることができないから。
もうお昼だ。動き出そう。
ありがとnote
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