生き方格差のこぼれ話
2022年3月発売の書籍「自然から学ぶ!未来を変える3つのシフト」では、どんな価値観で何を選択するかで、人生の満足度が変わる「生き方格差」を取り上げています。
本文では書ききれなかったエピソードなどをお伝えしていきます。
私は企業のコンサルティングや社員研修を仕事にしているのですが、当然一人ではやりきれませんし、質の担保もできません。
そこで、信頼のおけるパートナーを何名か作り、チームで企業を良くするお手伝いをしています。
パートナーの皆さんは、上場企業の元役員、複数の会社に関わってきた経営者、元学校職員など経歴は様々ですが共通点があります。
それは、自分が幸せで充実した人生になるような選び直しを何度もしているということです。
社会が変化をしているのに、慣れ親しんだ一つの選択肢にしがみつき続けていて、良い人生が維持できるでしょうか?
あるパートナーは一人旅が趣味で、全国のホテルや旅館に宿泊し、食事を楽しんでいました。
しかし、新型コロナウイルス感染症が拡大し、今まで通りの旅を楽しめなくなってしまいました。
楽しみがなくなって気持ちが沈んでいるその方に、私はキャンプを紹介しました。
キャンプの写真を見せたり、河原で一緒にデイキャンプをしたりしたところ、アウトドアとは無縁だったその方はすっかりキャンプに魅了されました。
キャンプ用品を買い集めたり、手作りしたりして、その方は能動的に楽しむことを始め、新しい生き方を手に入れたのです。
同じように野外活動を勧めても、全く興味を持たないというか、やらない理由を並べる方がいます。
個人の嗜好なのでケチをつけるつもりはないのですが、そういう方の「飲みに行けない愚痴」や「感染の恐れがある場所に飲みに誘う」などにはうんざりしています。
趣味や楽しみ方を変えてストレスのない生き方をするのと、今までの習慣を変えられずストレスを溜め続けている生き方、あなたはどちらを選びますか?
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