最初、生き物の勉強をどうやってしたか?
こんにちは、ネイチャーエンジニアの亀田です。
「自然や生き物に関わる仕事をしたい!」と思い立ってフリーランスエンジニアを始めた時から、今年でもう7年目になります。
フリーランスとして独立してからは、エンジニアの仕事をしつつ、生き物がテーマのアプリを作ったり、ブログで生き物の魅力の発信等をしていったのですが…
本当の最初は想いだけで始めたもので、ビジネス的な算段はもちろん、生き物の知識も全くありませんでした。
(カブトムシとかクワガタが好きな小学生の虫好きレベルで、植物に至ってはチューリップとタンポポくらいしか知らなかった…)
ということで、今回は「最初、どのように生き物のことを勉強していったか」ということを書きたいと思います。(参考にはならないかもしれませんが)
生き物を勉強をするのに最初にやったこと
結論から言うと、戦略も計画もへったくれもなく、
「とにかく生き物をたくさん見る → 後で図鑑で調べる」
と決めて実行しただけです。
そのためにとりあえずは、生き物系の資格の教材になっている本と、各動植物の図鑑をトータル20冊くらい購入しました。
また「自然や生き物の仕事をする!」と決めた時点ではまだサラリーマンだったのですが、
「週末は必ず観察に出かける + 平日も通勤前に観察」
といったことを毎週していました。
時には朝4時台に家を出て、その後会社で夜中まで仕事をしたこともありましたが、流石に仕事中に恐ろしい程の睡魔が襲ってきたので、ほどほどに調整するようにしました笑
ちなみに観察に行くのも時間が掛かるのですが、帰ってきてから出会った生き物を同定(識別)する作業の方が、実はそれ以上に時間が掛かったりします。
当時は知識もほぼ0だし、調べ方のコツも知らないし、毎回ウンウン唸っていた記憶があります。(同定に悩まされるのは今も同じですが)
しかし一方で、観察するたびに知らない動植物に出会えて、楽しさの方が勝って全然辛くはありませんでした。
むしろ少しずつ名前が分かる生き物が増えていくのもあって、すごく楽しい時間を過ごしていた記憶があります。
自然観察を始めて半年後くらいに気付いたこと
そんな活動を半年くらい続けたあと、フリーランスとして独立するわけですが。
当時、「自分が努力する方向性」について考えていたりもしました。
というのも、自然観察をする中で”ある経験”をしていたのです。
その経験とは、「毎日その公園を散歩しているおばちゃん、その公園で見られる植物とかにめちゃめちゃ詳しい」ということ。
公園などでたまに会話をする機会があったりしたのですが、葉を見るだけで植物を識別していたり、いつ頃に何が見られるとか、当時の僕からすると信じられないような豊富な知識を持っていたのです。
そんな体験を何度かして、「毎日自然観察をしている人には、その土地に関する自然の知識では敵わないな」と思いました。
特段知識量で張り合うつもりもなかったのですが、”自分はどういう方向性で進んでいくべきか”を考えるきっかけになりました。
自分はどういう方向性で進むべきか
そこで自分の強みを考えてみると、
フリーランスのため、正社員よりも時間の調整がしやすい
体力にはそれなりに自信がある
当時32歳くらいなので学生よりも資金力がある
あたりでした。
これらを踏まえて考え出した方針が「自分の足で全国各地の自然を見て回る!」だったのです。
そこからは行けるタイミングがあれば全国各地に自然観察に行き、とにかく色々な環境や動植物を自身の目で確認しました。
その活動から、ブログで自己紹介する時などに使っているコピー「年間100回以上全国各地で自然観察をするITエンジニア」が生まれました。
ちなみに活動内容は当時とは結構違ってきているものの、当時決めた方針は現在も継続中。
今でも全国での自然観察は続けており、僕の事業活動の源泉になっています。
こうして各地を回った経験からの出会いや気付きはたくさんあり、話は尽きないのですが、このまま書くと長くなるので、追々紹介していけたらと思います。
とういうわけで、各地での自然観察の経験をもとにさまざまな生き物の魅力をブログやアプリで発信していますので、よかったらこちらもぜひご覧になってみてください!
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