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鳥取県鳥取市〜御熊編

白兎神社より車で南へ数分走ったところに
御熊神社があるという。

ただ単に、どんなところなのかなって
気になったからGO!

気持ちの良いお水

ナビにも出てこなくて
多分ここかな?ってところにたどり着いて

えー。どうしよう。。って迷ってたら

ふもとの畑を管理されているお父様に
偶然出会った!

「すみません。御熊神社ってここから行けるんですか?」

「そうやで。あんたなんでここの神社知ってんの。この水で清めてから行くんやで。」

「えー!このお水??」

昔から水質の検査されて安全な水であること
御熊神社は格式が高いとされる神社であること

偶然出会ったお父さまが
とても丁寧に教えてくださったおかげで

きちんと身を清めてから

まるで山登り

そこそこな坂道をくねーっと上がり
珍しいシダの植物を見たり

かき

かきもハーブ。ヘタが生薬。
しゃっくりの特効薬ですよ。

色々な植物を楽しみながら

鳥居

お父さまの教え通りに
鳥居が!

おじゃまします。
少しずつ登り道が急になって

だんだん険しくなって

この石たちが
ここの神社の特徴

御神体が柱状節理という
珍しい神社

正式名は阿太賀都健御熊命神社

お父さまに
石がすごいんやで。
六角形のな、あの石がなぁ。

六角形の石が積み重なってる

ここからさらに
めちゃくちゃ急な石畳を必死に登ると
御社があって

石の上を歩くと不安定なので
隣にあるチェーンを
必死に持ちながら

まるで崖登り。

あれ…写真がないじゃん!
撮れないくらい必死に登っていたことに
今気がつく…笑

ここは、足腰が元気なうちじゃないと
来れなかったし

その後、数日間
かなりの筋肉痛に悩まされました 笑

木と木の間の石を登ると御社 この道が大変

その昔、御熊の神が
この石をつなげて一夜に石橋を作って
隠岐國へ懸け渡そうとしたのだけれど

白兎さんがいた島にいる
アマンジャクが鶏の鳴き声の真似をしたから

もう朝が来たと思ってやめちゃって
捨てられた跡だとか?

この地に来て
宮司さんやお父さまに
地形のことをよく教えて頂き

岩のような石たちと
砂地と
そこに生える植物たち。

神様が与えてくださる
この自然に想いを巡らせながら山を降る

ふと。

ゲンノショウコ

わ。ゲンノショウコだ。

え?ゲンノショウコ?

【ゲンノショウコ(現証拠)】
Geranium thunbergii
フウロソウ科
別名 イシャイラズ
健胃、整腸、下痢便秘、利尿
日本三大民間薬

ゲンノショウコは、ピンクのお花と白いお花
咲く地域で色が違います。

東日本が白
西日本が淡紅
日本海側が紅

ここは日本海側なのに白い。。

これ、ほんとにゲンノショウコ??
でも現の証拠。植物の不思議。

葉の切れ込みが浅い 毛が立ってる

神様の山に育つゲンノショウコ。
人々が古来より必要としてきた薬草。

すごすぎる!

そしてお父さまは教えてくれました。

ここは石がすごいんやけど
木もすごいんやで。

全国の神社に
ここの木が分けられてる
気の高い木なんやで。

御熊と白兎の神話と
この地。

さっきまで砂漠なのに
こっちはゴツゴツ岩山

石を鳥居に投げて乗っかったら願いが叶うって風習があるそう

可愛らしい白兎神と御熊の神様に
ふっと思わず笑みがこぼれ

心温かくなっていたら
帰路に蛇が!

わぉ。蛇なんて何十年ぶりくらいに見た。
なんかの意味があるのかなぁ!

多分、きっと、良いことだと思う!

白兎神社に戻り
縁結びの石をお土産に。

どんなご縁?

もちろん。
教室でみなさんと楽しく過ごせますように。

そんなご縁をお持ち帰り。
書ききれなかったお話しも教室でね。

お父さまの畑のコスモス

今回も優しいみなさんに出逢えて
とても良い時間を過ごせました。

どうもありがとうございました!

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