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さるなし染め

やややーっと!!
完成しました〜。

さるなしウール染め

サルナシの蔓を廃棄してしまうということで
お分け頂き
活用法を模索。

その中の1つとして
草木染めをしてみました。

枝系の草木染めでは
・黄み
・赤み
が取れることが多いから

期待大!!

ということで
早速染めてみました〜。

コットンエコバッグ

淡い黄みとピンクが取れました。

【草木染めの基本〜染液の取り方】
初めての素材を使う時
どうやって染液を取ろう…というのが
まず考えること

①水からぐつぐつ煮出す
②沸騰したお湯に素材を入れて煮出す

今回は、枝で硬いから
①水からぐつぐつ煮出す を選択。

1.水に布の重さの4倍の枝を細かく切って入れる
2.火にかけ、沸騰してから10分煮出す←黄み1番液
3.1番液を取り出した後、再度水を入れて火にかけ、15分煮出す←淡ピンク2番液

これで黄色とピンクの液が作れます。

そして、ここからがポイント。

ピンクを濃くしたい時は
pHを10.8くらいのアルカリに変えます。

①水100mlに炭酸カリ5gを溶かして、アルカリ溶液を作る
②3ℓの染液にアルカリ溶液を大さじ4くらい加えると程よい

これで染めの開始!

エコバッグを染めているところ

1番液の黄みにアルカリを加えると
ピンクになっちゃいますょ。

1番液からぐつぐつ煮出して
最初からピンクにしちゃっても可愛い。

淡いピンクに染まるので
春に良いかも!

染まりやすいのはやっぱり
シルクですね。

シルク混ストール

ピンクの淡さがなんとも言えないでしょ。
春が待ち遠しくなる色です。

さるなしは食べても美味しいけれど
蔓の活用が私はとても楽しかったカモ。

☆リースの土台
☆草木染め
☆フラワーアレンジメント

9〜10月にさるなしを食べて楽しみ
11月頃に蔓でクリスマスアレンジメントを作り

春を待つ2月や3月に
春色草木染め

いかがでしょう?

特に、福島県玉川村の周りには
クリスマスアレンジメントに使える
針葉樹がたくさんあります。

いつかワークショップやりたいですね!

私はこういった
捨てる物を生き返らせるのがとても好きです。

植物が作った物
全部大切に余すところなく使いこなしたい。

この度は、たくさんの蔓をご提供いただき
ありがとうございました。

とても楽しく活用させていただきました!

Tシャツもオシャレに。

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