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うそつき

先日、仲間の1人が還暦のお誕生日を迎えました。
彼女はキホン愛の人で、
仲間のことをいつも大切にしてくれます。
そんな彼女に感謝を伝えたくて、
あたしはたくさんの仲間を巻き込んで
サプライズを仕掛けました。

結果は、
感動で号泣していただいた上に、
「語り尽くせないほどの裏のセッティングにあっぱれ」
とのコメントと、「参りました」までいただきました。
本望でした(^^)

種明かしまで全てが済んだ後、
彼女は「ちょっとした違和感を随所に感じていた」
と教えてくれました。
そして、
嘘が上手な人と嘘がつけない人がいるねって
笑い話をしました。

今回あたしは「嘘が上手な人」のカテゴリに
いたと思います。
その自覚もありました。

でも、そんなあたしも
嘘がつけない人である日は当然あるんです。

その境界は何に依存してるのか。

今回あたしは「うそつき」でした。
一生懸命演技して、
見破られないように、
自然に近いように、
あらゆる想定を妄想して先手を打つ感じです。

そこにあるのは、
騙したいということではなくて、
喜ばせたい。
どのパフォーマンスを1番びっくりしてもらえるか、
1番喜んでもらえるか、
というところに尽きるわけです。

そして立場が違えば、
上手に嘘をつけなかったかもしれません。

あたしは今回、この企画の言い出しっぺで、
彼女への感謝を表したかった1人です。
きっと、顕在的に1番そう思ってたのはあたしです。
固い意志があればこその「うそつき」でした。

「うそ」にはエネルギーが要ります。
黙っててくれたらこっちが楽だったものを、
お前の良心の呵責のために巻き込まれるのか!
と思ったことは1度や2度ではありません。
嘘を突き通すにはそれなりの体力が要り、
そこにはモチベーションとともに
確固とした意思が必要です。

楽しいサプライズを成功に終わらせて、
「うそつき」について
ひとつの要素見いだました。

まあいずれにせよ。

大切な人が喜んでくれるのは嬉しい。
その準備は楽しい以外の何者でもありません(^^)

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