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【玄米王漫遊記】vol.9 玄米の保存に注意

玄米王米穀店は、お米の専門家である「五ツ星お米マイスター」のいるお店です。
お米が大好きな私たちがお届けする【玄米王漫遊記】ぜひご覧ください。


【玄米王漫遊記】vol.9 玄米の保存に注意

気候変動の影響で、年々夏の暑さが厳しくなってきていますが、人と同じくお米にとっても暑さは大敵。この機会に、お米の保存方法も一度見直してみるとよいと思います。

お米の賞味期限

お米には賞味期限がありません。生鮮食品なので、賞味期限を表示する義務がないからです。しかし、さまざまな要因でお米は劣化していってしまいます。
美味しくお召し上がりいただくために、当店では2週間以内の消費をおすすめしています。

お米の劣化とは?

お米は生鮮食品であり、「呼吸・酸化・乾燥・虫・カビ・におい移り」などの要因で鮮度が徐々に失われていきます。
鮮度が失われていく過程で、食味も低下していってしまうわけです。
そして、この劣化は白米でも玄米でも起こります。

一般家庭でおすすめの保存場所

ずばり「冷蔵庫」です!
特に、温度と湿度が一定の「野菜室」がおすすめです。
お米は、15℃以下の温度で呼吸作用や脂肪の酸化が抑えられます。また、15℃を超えると「コクゾウムシ」という貯穀害虫が発育可能な温度域に入ってしまうため、発生原因にもなります。
殺虫剤メーカーのアース製薬によると、コクゾウムシは白米よりも玄米の方が繁殖しやすくいそうです。
さらに、お米はにおい移りしやすく、ほかのにおいを吸収すると食味も低下してしまいます。そのため、ジップ式の保存袋やお米専用の保存容器に入れるなど、冷蔵庫内のほかの食品のにおいが移らないように配慮することもおすすめです。

夏場は冷蔵保存がマスト!

湿度が高くなる梅雨時期や気温が高くなる夏場は、冷蔵庫での保管がマストと言えます。大切につくられた美味しいお米を大事に消費するためにも、冷蔵保管に切り替えましょう。

おわりに
玄米王では、お客様からご注文をいただくと、15℃以下で管理できる大型の保管庫から直接発送を行っています。
2kgという冷蔵庫に入りやすく、庫内のドアポケットに収まるサイズのジップ袋を採用しています。
「届いたらすぐ冷蔵庫へ」
この習慣だけで鮮度保持はばっちりです。


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