見出し画像

【玄米王漫遊記】vol.11 「もち玄米」のカロリーが気になる

玄米王米穀店は、お米の専門家である「五ツ星お米マイスター」のいるお店です。
お米が大好きな私たちがお届けする【玄米王漫遊記】ぜひご覧ください。


【玄米王漫遊記】vol.11 「もち玄米」のカロリーが気になる

前回のコラムで「もち玄米」について、ご紹介しました。
玄米生活を始めたいけど、浸水の手間が気になるという方にとっては、手間が少なく気軽にお試しいただけると思います。
「もち米の玄米」と聞いて、カロリーが高そうと考えた方もおられると思います。そこで、今回はもち玄米のカロリーについてご紹介します。

「もち玄米」とは

一般的に食べられている玄米は、「うるち米の玄米」です。
うるち米の玄米は、いわゆる「白ごはん」の糠層の部分が残っているものになります。
もち玄米は、「もち米の玄米」です。
お餅は、お餅にする前にもち米を精白して、白米にしてから加工するため、白色をしています。もち米を精白しなければ(糠層の部分を取り除かなければ)、もち米の玄米となります。

もち玄米のカロリーと糖質

もち米と聞くとカロリーや糖質が高いイメージがあると思います。
今回は、炊飯後の「うるち米の白米・うるち米の玄米・もち米の白米・もち米の玄米」を比較してみました。

もち玄米のカロリーと糖質/日本食品標準成分表(八訂)より作成

まず、カロリーについてはもち米よりもうるち米の方が低いことがわかります。
次に、糖質についてはうるち米に比べてもち米で低いことがわかります。
低GI食品(糖の吸収が穏やかな食品)としておすすめのうるち米の玄米よりもさらに低い値となっています。

もち玄米は腹持ちがいい

また、もち米は腹持ちが良いという特徴があり、それはもち玄米でも変わりません。
「腹持ちが良い=消化に時間がかかる」ということですね。

実際にもち玄米を食べる時には、うるち米の白米と同じ量を食べようとすると途中でおなかいっぱいになってしまいます。そのため、食事1回分のカロリーは自然と調整されます。
そして、腹持ちが良いので間食を減らすことにも役立ちます。

もち玄米に限らずのこととは思いますが、ダイエットや健康維持を目的としてもち玄米を食べる際には、必要以上に食べ過ぎないことが重要です。

もち玄米のメリットまとめ

・うるち玄米よりも食べやすい
・長時間の浸水がいらない
・腹持ちがいい
・ツヤツヤでピカピカの見た目
・白米よりもミネラルやビタミンが豊富
・うるち米より糖質が低い

おわりに
もち玄米が気になる…という方は、私たちの運営する「玄米王米穀店」にて取り扱っていますので、ぜひお試しください。
もちろん、農薬不使用・化学肥料不使用のもち玄米となります。

もち玄米は、白米感覚で調理できるので通常の玄米よりも手軽です。発芽処理などの加工をしていないそのままの玄米を手軽に取り入れたい方はぜひお試しください。
もち玄米特有のもちもち食感をぜひお楽しみください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?