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【環境文学】夕立ち

天井を
見上げてる
雨が
屋根を叩く

瞳を閉じて
森を思う

あの大きな樹木も
小さな花も
葉を鳴らして
命の雫を
根に落とし

そして川になり
流れを旅して
私はその水を飲む

ずっと聞いてる
雨音
繋がってる
何かと

雨音が
小さくなった
玄関を出ると
そこは
虹および夕焼け

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