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【環境文学】夏の花

湖の浜辺に
小さい花が一輪
波の響き
風が夏を和らげる

ただひとつ咲く
乾いた砂
誰にも見られない
孤独の露を
砂浜に落とす花

それでも生きるのは
湖と空が
無限に広いから

生きる理由は
それだけで
満たされていて

波の響きと
風が
そっと寄り添う

一輪の花になろう




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