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私の童心

ひぐらしが鳴く
森の道を歩けば

オニヤンマが
私の横を通りゆく

私はゆっくり追いかける

風にのって
登ってくオニヤンマ

ずっと登って

私は追いかけるのを
やめて
立ち止まった

もうオニヤンマの姿はなく

ただ私の心に
童心だけを残して

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