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なりたい私は “ これまでの私の総集編 ” 120パーセントの自己表現をするために。

こんにちは。あゆみです😊
爽やかな風が心地よい季節になりましたね。初夏の時期は、毎年、気持ちが活気づいて晴れやかになります。


今回は、書きたい気持ちが「ビビビ」ときましたnoteさんのお題企画!

「#なりたい自分」をテーマに、お話したいと思います。

noteをはじめてから今まで、マイペースに書きたいものを書いてきたので、お初の企画ものです。

とある事情により、ちょうど “自分自身の棚卸し” をするタイミングだったので、流れに乗ってみることに。まだnoteで書いていないことを含めて、改めて自己紹介をする、良い機会だなと思いました。


◇◇◇◇◇


なりたい私。つまり、未来の私を語るためには、まず、これまで歩んできた道のりからお話をはじめることにします。

noteで発信するまでのこと。なにを想いながら言葉を綴っているのか。そもそも、どうして個人事業主になろうと思ったのか。今に至るまでの過程を振り返ることで、「少し先にいる私」を追いかけたいです。

熱を込めたら6000字を超えてしまいましたが、よろしければお付き合いください。






未来をつくる「これまでの道」



「自己開示」


noteの世界では、様々な想いをもち、あらゆる表現方法で創作活動をされている、たくさんのクリエイターさんがいらっしゃいます。

はじめは、発信活動をするという目的で “noteの門” をたたくことになった私ですが、時間を重ねるごとに、読者として、受け取る側の人間として、皆さまのアツい想いを作品から実感することになりました。たくさんのエネルギーが行き交う、活発なプラットフォームであるnoteさん。気づけば、開かない日はない状態に。素敵な方々とお出会いすることができました。


リアルでは言いづらいことも、noteでは素直に、思ったことを表現できる。ここではやさしく受けとめてくれる人がいる。帰る場所になっている。

やさしく受けとめ合えるnoteの世界


noteの世界をお散歩していると、このような言葉をよく拝見します。

安心して自己開示ができる場所だと思われているかたが、多くいらっしゃる印象です。


「自己開示」


ふと、気になるタイトルの記事をクリックして、心が揺さぶられるキッカケになるもの。自身の体感からも、人の心を動かすのって、臨場感とか、オブラートに包まれる前の「本音」なんだろうなと思います。

と、頭では理解しながらも・・・私は、100パーセントの本音を話すのが苦手です。がんばって、70パーセントくらいかな?

自分の想いの原型と、発信されるもののあいだに “どっしりと仁王立ちしている門番さん” がいるかんじ。まるで、関所みたいに「キミはここを通りたいのかね?では、通行手形を見せておくれ」って、言われてるみたいです(笑)

※心理学的には、この門番さんは「超自我」さんと呼ばれています。


だから、(一見すると)包み隠さず正直な想いをストレートに表現されるかたを見ると、私も、のびやかに、心のうちを話せたらいいな・・・って羨ましくなります。ステキですよね。

とは言え、ないものねだりをしたって仕方ないですから、「がんばって70パーセントの本音」と「残り30パーセントは醸し出す」というスタイルも、ひとつの個性だと受け取ることにしました。


「建て前」が多い会話が苦手だから、本音で話す割合は限りなく多いけど、それでも、いつもすべてを語れるわけじゃない。素直でありたいけど、すべてをさらけ出せるわけじゃない。

リアルの対人関係の在り方が、ここでも出ているなと感じます。



「自己開示」


同じ状況下でも、みんな、同じように感じることはないはずです。つまり、これまでの経験によって、「その出来事」をどんなふうに捉えるかが変わってくるということなのですね。

私にとっての自己開示は “みんなの仲間でいられなくなるかもしれない” という恐怖心を伴っています。そのように、30数年。生きてきました。

「なんだか、アウェイな感じがする」

大切な家族や友だち、今はパートナーもいるのですが。なんだかよくわからないけれど、ずうっと心に引っかかっている “モヤモヤくん” がいるのです。




あらゆる感情体験から生まれた「私の礎(いしずえ)」



“みんな” と違う気がする。

みんなが右を向いている時に、左のほうがいいと思う。

みんなが「それいいね!」って言っている時に、「うーん?」と疑問を抱いてしまう。


先ほどもお伝えしたように、私は「みんなの仲間でありたい」と、率直に思うほうなので、わざわざナナメに捉えたいわけじゃないのです。そんなことをしたって、満足感は得られないからです。

それなのに、しっくりこないことが多い。心のなかは、孤独でいっぱいでした。まるで、深い海の底を、独りきりで歩いているような。


そのままを出すと「うーん?」って反応をされてしまうから、自分の気持ちを100パーセント出さずに、調整しつつ、どうにかこうにか周りの人たちと同じ時を過ごしていました。

それでもやっぱり、もれ出すものがあって。というか、あたたかく受けとめてもらえそうな「そのままを出しやすい環境」のおかげで、のびのびと振る舞えることもありました。(そういう場では、なぜか「宇宙人」って呼ばれることも・・・大事にされてたのでOKです😊笑)

こんなふうに、(ある程度)そのままの私を見せて、いいねって言ってくれたり面白がってくれる人たちと一緒にいるのは、心地よく。ムリに格好つけることもなくて、とってもラクでした。


ところが・・・


宇宙人として親しまれている私を自覚すると、宇宙人というカテゴリ(?)で振舞う自分がいることに、ある時、気づきます。

結局、「望まれている私」でいようとする自分がいるのですね。これってクセのようなものだと思っているのですが、つまり、本当の私ってどこにいるの?状態になります。


「本当の私ってなんだろう?」


10代の頃は、教室のすみっこにいる大人しい生徒。体力ないのにバスケ部に入部して、毎日のように走り回り、ケガとムラの多い選手でした。かたや、お絵描きが大好きで徹夜でパソコンとにらめっこするような凝り性人間かつ、曲がったことが大キライな “江戸っ子気質” を隠し持っていました。(今も健在です)

あれこれ考えだすと止まらずに、「どうしてなんで?」と深追いせずにはいられないまま大人と呼ばれる年齢になり。

なにかしらの答えが出るまで内省し続ける “隠者体質” のおかげで、繊細で奥深い「ひとの心」に興味関心を寄せることになり、それらがいつしか建設的に開花して、心理カウンセラーの道に入りました。


「自分に出来ることで、社会貢献になることってなんだろう?」


傷つきやすい自分。傷ついている人の力になりたい自分。わかるまでわかろうとすることが当たり前の自分。

葛藤の日々を繰り返すなかで、ビビビと舞い降りてきた、私の生きる道。鳥肌さんがブワっと起立したのを覚えています。息をするように、当たり前のようにやっていることで、お役に立てることがあるかもしれないと、希望が見えた瞬間でした。



こころをもっと身近なものに



ところがどっこい。
ここでも、すんなり着地できません。

もれなく、みんなが右と言っているなかで、左に価値を感じるようになりました。お仕事への敬意を、しっかりと持っているにも関わらず。


「大切なものが複数あるのに、それらが共生する手段を見つけられない」


せっかく、いろんなスキルを身につけて、ある程度、認められてきたのに。どうしようもなく苦しくなって、その環境から旅立つことを決めました。お金も時間もやる気も、よろこびも苦しみもやりきれなさも。なにもかも注いで、のめり込んできたからこそ、一時は、燃え尽き症候群のようになりました。

「ぽっかり穴があいてしばらく戻らない」って、このことだと実感しましたね。ある意味、貴重な体験でした。


当時の私は「自分の想いに素直になると、失うものが多いなぁ」って肩を落とし、目の前が真っ暗になりました。頭のほうは真っ白です。

同時に、理屈では説明のつかない感覚に絶対的な信頼を置いていたからこそ、心にウソはつけないし、つきたくないって思っていました。


仕事とか立場とか、役割とかに関係なく。
私はただ「ひとの心」を大事にしたい。


もちろん、心理カウンセリングの知見を活かして、自分にできることをしたい気持ちは健在です。そのうえで。

私もあなたも、あの人も。誰もが広大な森のなかで懸命に生きる、一本の「木」であるならば。環境保全に努めることも大事ですが、それ以前に「森の内側」から、たくさんの酸素を放出したい。自身も綺麗な空気に包まれて、清らかな循環のなかで、身近なところから、住みやすい環境をつくりたいと思いました。


今だから言えることですが、迷って転んで起き上がってを繰り返しながらも、自分の道を着実に歩んでこれてよかったです。現実面では失ったものもたくさんあったけれど、精神的には失うどころか、より「私らしさ」にエッジが立ったように思います。


「好みの生き方をクリエイトする」


ヒトが安心して生きるために、なにが必要なのか。なにがあれば、人の悩みは和らいでいくのか。どうすれば、みんなが笑って生きられるのか。


お風呂でトイレで、リビングで。お皿を洗いながら。寝る前も。きっと、夢の中でも。トコトン突き詰めて、ずうっと考え続けてきた数年間。そのうち、やっと答えが見えてきます。

こころのケアを、もっと身近なものにしたい。

自然体。ありのままの姿で。ひとの心を大事にするために。培ってきた経験をフルに生かして、個人事業主として活動することを決めました。

natural stance(ナチュラルスタンス)

私自身が、肩書きにこだわらないスタンスで。何者でもなく、ただの一人の人間として、ひとりでも多くの人がやさしい気持ちで生きられるように。たとえ苦しい中でも、自他ともを理解のまなざしで見つめられるように。

「心って、見えないから難しいよね」という固定観念を、「見ようとすれば見えてくるもの」にしたい。綺麗ごとではなく、本当に。見ようとすれば見れるものだと思っています。


もちろん、専門知識があるからこそ、深い理解につながることがあります。そのうえで。場合によっては “知識” や “肩書き” を取っ払うことによって、より純度の高い「こころ」に近づけるのではないかと、個人的に思っています。

専門知識さんと、すっぽんぽんのまっさらな心。
“考えるちから” と “感じるちから”

両方とも、大事。この「ふたつのちから」によって、“こころの見える化” は叶うと思っています。

こんなふうに、人生をかけて抽出に抽出を重ねた「私なりの答え」をもとに、「やさしい心を育てるためにできること」を、発信していくことになりました。



みんなの好みを120%お届けしたい



「ヒトが安心して生きるために」


本質部分は、まるで大黒柱のように、きっと、そんなにたくさんあるわけではないと考えています。

しかし、人の悩みやよろこび。その現れかたは、多岐にわたっています。正解のカタチ、考え方や思想の好みも様々ですよね。

だから、たくさんの人に「しっくりくる」入り口を、提供したいと思いました。例えば・・・


■まじめに膝を突き合わせることに安心感を抱くかたには、こんこんと語り合えるサービスを。(社会課題についての記事、心理カウンセリングなど)

■好奇心が旺盛で面白いことが好きなかたには、とっつきやすくて楽しい雰囲気のサービスを。(心理テスト、タロットなど)

■お話するより、自分のペースで観たり読んだりするほうがしっくりくるかたには、作品をとおして自己理解や他者理解につながるサービスを。(Kindle本、絵本など)

あゆみが提供するサービス一例 (※予定含む)


今思えば “各々の好みに合わせる” という発想が生まれたのも、「人に合わせなきゃ生きていけない」と思い込み、たくさん、涙を流してきた経験があったからこそ。

これまでの私がいて、これまでに関わってくださった皆さまがいて、ここまで来ました。いろいろ大変だったけれど、実っているものもありました。この経験を糧に、一歩いっぽ歩んでいきます。


こんなふうに、一つひとつ整理してみると。なりたい私とは、まさに「これまでの私の総集編」と呼べるものでした。これらをふまえて、さらに、あるものをトッピングして、完成形に近づけます。



「なりたい自分=120パーセントを届けること」


トッピングの正体は、本当の意味での「自分らしさ」です。やりたいこと、やりたくないこと。譲れないもの、譲っても大丈夫なもの。これらを堂々と、主張することだと思っています。


がんばって70パーセントの自己開示。そして、50パーセントの自己主張。ふたつあわせて、120パーセントの自己表現になるのです。

120パーセントのちからの出し方


自己開示も、自己主張も。今のところ、あんまり得意じゃないと自覚しているのですが、このやり方だったらいけそうです😊


根っこにあるものは「自分を含めた、みんなのため」。綺麗ごとでもなんでもなく、これが “私らしさ” でした。やっと気づいて、ずいぶんと楽になりました。


あなたが安心できる居場所は、わたしにとっても安心できる居場所。わたしが生きやすい世界は、あなたにとっても生きやすい世界。

綺麗ごとはつくるもの:natural stance


本音を話すと、ずっしりと重たくて、時に痛みを伴うこともある。でも、それだけじゃなくて、濃度や辛(から)さを調節して、マイルド風味にアレンジすることも大事にしたい。

みんなに受け容れてもらえるかは、わからないけれど。それでも、伝えたいことがあります。勇気を出して踏み込みます。いろんなカタチで、お届けします。



「最後にひとつ・・・例えばなし」



私にとっての “なりたい自分” とは、新築を建てるというより、これまで住み続けてきたお家を、自己改革のタイミングで「リフォーム」する感覚に近いです。


より大きく、快適に。より自分好みに。

みんなが笑顔で集えるような居場所づくり。

更新し続ける「なりたい自分」


太陽の光がやわらかく降りそそぎ、爽やかな風が通り抜けるリビング。大きくて開放的な窓。ゆったりとくつろげる、フカフカのソファ。いろんな食材がそろっていて、楽しく調理できるキッチン。バーベキューができるほどの大きなお庭のかたすみには、ちょっぴりプライベートな空間のフラワーガーデン。パラソルの下で静かに、癒しのティータイムが楽しめます。

夜になったら間接照明のもと、しっぽり話せるバーカウンター。ワイワイできる、カラオケルーム。

ひとりでゆったりと、もしくは、限られた人だけが入れる、完全なプライベートルームも欲しいです。冬場はこたつも欠かせませんし、あったかいお風呂で、心身を清めて癒します。ここで私は英気を養って、皆さんにお届けする作品やサービスをつくります😊


まだまだ、スタートしたばかりです。

これまでの人生のように、一歩いっぽ、着実に。ひとつずつかたちにしていきます。小さな希望のかけらは、いつしか、大きな理想を「たしかな現実」に育てると思っています。


◇◇◇◇◇


長くなりましたが、ここまでお付き合いくださって、ありがとうございました。

今後とも、私個人。そして、natural stanceとしての活動を、あたたかく見守ってくださるとうれしいです。どうぞ、よろしくお願いいたします。






#なりたい自分
#お題企画
#ヒューマンホールディングス株式会社


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