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メンタルブロックを外すのは気づくことから

看護師の「こうでなければならない」という思い込みがあります。
病院や施設で雇われて、保険の範囲で働くためには必要だけど、
保険外で起業するには邪魔なメンタルがあります。


①平等

保険制度は、
誰もが平等に医療を受けることができるもの。
そして、医療や介護は基本的には断ることもできません。

ナースの職種としては、
保険内で働く場合は医療・介護という分類ですが、
保険外で利益を得るのはサービス業になるかと思っています。

保険内で働いていれば、
病院の看護師さん、老健やデイサービスの看護師さんという立ち位置です。

起業すると、個人事業主の場合は後ろだてのないひとりの看護師
株式会社にすれば、少しは社会的信用がたかまるでしょうか。

サービス業である一人の看護師が、大勢の人を平等になんでできません。
真剣に助けたい人しか助けられないのです。

②料金

保険が利かないサービスなので、お金もかかります。
介護保険の訪問看護の点数は1時間で11,000円です。
その1割なり3割が請求されるわけです。

保険外は自由に金額を設定できます。
お客様が欲しければ安く設定したいところですが、
後ろ盾のない看護師だからこそ、全力で助けます。
その対価が自分にとって安すぎると感じたら、手を抜くことになり良いサービスが提供できません。

お金を払ってでも困っている人、利用したい人はたくさんいるはずです。

心も身体も健康でいるため、
少しでも悔いの無い人生のため、
いざという時に、制限だらけの保険ではないサービスは必要です。

高級なマッサージ機も
ひざ痛のサプリメントも
健康のための保険外です。

③うしろめたさ


保険内で働く医療従事者に対するうしろめたさです。
自己犠牲を払っても、使命で働いているナースは大勢います。

保険外の看護師は、ただの医療者です。
しかも、自分を犠牲にせず、やりたい看護が好きなようにできます。

でも、別の意味での犠牲は払っていると思うのです。
それは、リスク。
収入は安定はしていません。
チームという仲間はいません。(個人事業主なので)

だから、うしろめたさを感じる必要は全くないと、
今は思っています。

いかがでしょうか?
ナースが起業で外すべきメンタルブロック
人それぞれにあると思います。

保険外看護はこれからの社会で必須なビシネスです。
グレーな部分があるからやりにくいのかやりやすいのか、
そこをどう感じるかもあなた次第です。



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