読書の秋🍂『むき出し』の読書記録

こんにちは。

昨日の夜、最近話題の兼近大樹さんの初小説『むき出し』を母が購入してきたので、何か惹かれるものと単純にかねちーの書く文章を読んでみたいと思って一気読みしました。※作品の内容を一部含みます!ご注意ください。

一言で表すなら、タイトルがぴったりだなあと思いました。むき出しってタイトルを見て、すべてをさらけ出すのかなとかありのままを綴っているのかなとかそんなことを連想すると思いますが、まさにその通りでした。

読んでみて、、いやあ、、なんと言葉で表現するべきか迷います。
んー、かねちーてテレビに出てきてなんか惹かれるところがあって、カリスマ性がある方ですよね。毎週かねちーが出演している番組を録画しているとかでもなければ、彼が配信するYouTubeは一回もみたことがないのにそう感じるさせるくらいには影響力のある方だと思います。
同時に過去は色々あった人というイメージもある方なので、何が今のかねちーを作りあげているのか知りたくなるような魅力をもっていらっしゃいます。今回の作品はそんな彼の影響力や過去についての疑問の回答を反映するような作品になっているのではないでしょうか。

この本では主人公の過去から今に至る経緯が描かれています。
自分と共通しているのが、兄弟の人数と根本はとても優しく誰かのヒーローになりたいと思っていることくらいですかね、、(笑)
その他、育った環境から性格、何もかも違って、私にとってはドラマの世界でした。(同情するのではなく描かれていることを俯瞰してみたいなという気持ちからもドラマの世界と区別したいという気持ちもありました。)

そんな中で彼の行動力が凄まじいなと思ったので、
これからいくつかあげたいと思います。

まず、小さいころやることなすこと全て怒られていたという彼ですが、認められ方や愛され方を知らずに、力技だけが取り柄ということで暴れていたそうです。私からするとちょっと捻くれた捉え方かもしれませんが、自分のできることで何度怒られようと精一杯表現しようとしたことはすごいなと思います。楽な道に逃げることは簡単ですが、貫き通すのってなかなか難しいですよね、、

また、何度も騙されたり、自分は悪くないのに罪をきせられたりしてきたそうですが、その中でも刑務所の中で知り合った人に声をかけられ一緒にBARを経営をしないかと誘われています。私だったら絶対に怪しむし、断ると思いますがこの主人公の場合は、求められているしやってみるかというスタンスで実際に行動に移しています。しかし結局この人にも騙されることになします。ですがこの体験が此処にいるべきでないという最後の決定打になっているので、行動したからこそ自分の気持ちが明確になったと捉えました。

他にも、刑務所の中で本を読むことに挑戦しています。初恋の人に本を届けてもらったことをきっかけに、好きな人が好きなことは好きになりたいという思いから、ほぼ小卒の彼は読めない漢字や意味が分からい言葉たくさんあったのに、周りの人に漢字や意味を教えてもらいながら、本を読むという行動をとっています。ここで読んだある本との出会いが芸人になるきっかけになっているので、行動力が成功へ導いてくれたと感じました。

このようにみると行動すると経験値が高まりこれからの糧に繋がり、また行動することが癖になるとどんどん成功する確率が高まっていくのなと感じました。また、不思議と周りの人もついていきたくなることや、運も時には味方してくれたり、良い出会いも待っているのではないでしょうか!

こんな風に思わせていただいたので、私も行動したいなと思い、NOTEの更新をしました。なかなか始めてから一歩踏みさせずにいましたが、湧き上がってきた思いを大切にしようと書いてみました。

皆さんは最近読んだ本はありますか?

最後まで読んでいただきありがとうございました。



文章を書くことって楽しいですね!
次回も更新できるように続けていきたいです。

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