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ナチュボンにも二つの種類がある

新卒からバイサイドに行った人間。
こういった人たちのことを「ナチュボン」と称するわけですが、一口にナチュボンといっても大きく二つに分類できます。

アセットマネージャー側

アセットマネージャーというのは、ほかの人から資産を預かって、それを運用している専門家集団のことを指します。

ヘッジファンドやPE、VCなど色々ありますが、多くの人が「アセットマネージャー」というときは、単にアセマネ会社のことを指していることが多いですね。

アセマネの人たちを揶揄ったツイートは以下。

彼らは証券会社のようなセルサイドの人間との繋がりが当然あるため、セルの方々から、ある程度はお客様として扱われます。

ファンマネやアナリストのような仕事についていれば、投資先の人間から程々に良い扱いをしてもらえるというのも事実です。

ただ、彼らがいわゆるナチュボン人格を形成していくことは、ほとんどない印象です。

なぜなら、そこまでちやほやされないから。
これに尽きます。

なぜ、アセットマネージャー側の人間がそこまでちやほやされないのか。
単純に、そうするだけのメリットが証券会社などの人間にないからです。

アセットオーナー側を、ちやほやしたほうがうまみがあるんですよねっていうことを、次で書いていきます。

アセットオーナー側

アセットオーナーというのは、さっき説明したアセットマネージャーに資産を預けている側の人たち、という理解をしておけばOKです。

年金、生保、損保、銀行などなど、、、そういった人たちのことですね。ちなみに私は生保の人間です。

生保運用が煽られたツイートは以下。

ナチュボンのやばいエピソードというのは、彼らが原因であることがほとんどだと思います。

なぜなら、彼らはちやほやされるから。
ちやほやされた結果、勘違いをしてしまう愚かな社会人がそこそこいるからです。
アセットマネージャー側の方々と比較すると、かなりちやほやされます。

アセットオーナーをちやほやしてくるのは、主に3種類います。

  1. 証券会社

  2. アセットマネージャー

  3. 投資先

2番目にアセットマネージャーが入っているのは、単純に彼らから見てアセットオーナーの人たちがお客様だからですね。

マネージャーに大量のお金を預けている人間が、アセットオーナーなので、ちやほやしてくれます。お金抜かれたらとっっっても困るので。

アセットオーナー側が基本的にはお金の出し手なので、手数料をたくさん落としてくれる大切なお客様に、ちやほやしてくるというわけです。

最後に

給料高いのはアセットマネージャー側なんですけどね。
何を大事にするかは人それぞれということで。。。

他にも記事書いてます。

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